林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

石原都知事に法華経で打ち勝つ方法。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

最近、知らない人が増えたかも知れませんが、石原都知事法華経信者です。だから、あんなに根性があるんですよ。

ただ、法華経に限らず全ての釈迦の教えのエッセンスは慈悲です。正確には、慈悲の極まりで説かれた智恵の教えが仏教です。ですから、悩み、心の悩みは仏教が一番です。儒教は社会規範だから、心の悩みの世界は儒教より仏教です。儒教は社会規範をしっかり確立させていい国を作ろうとした。仏教は悩みをなくして人を救済しようとした。仏教だけで国作りができないから、聖徳太子儒教も使っているんですよ。
で、法華経は具体的でスケールがでかいんですよ。法華経の観音さんのところに、なぜ観音なのか書いてありますが、無量百千万億の苦しむ人々がいても観音の名を聞けば救われるから観音なんです。要するに、幾千億の人々のあらゆる悩みを具体的に列挙してあらゆる悩みを絶対に救うと書いてあるのが法華経岩波文庫サンスクリット語と漢文対訳で3冊で1200ページあります。しつこく、しつこくあらゆるケースに対応して仏が救うと断言しているわけです。そして、法華経の宗祖最澄さんや日蓮さんが物凄い迫害弾圧と戦うわけですね。で、開目抄にあるように、「一念三千」、人の念が三千世界〔あの世も含む全ての世界〕と感応できると、元々は天台宗法華経解釈ですが、日蓮さんがその念は法華経をベースにしてのみなし得ると主張したわけです。要するに、「法華経をベースにして念じれば不可能はないと。」わかりやすく、法華経の解釈を書いたらそれだけです。で、法華経信者は迫害を受けるが、それは「42億の仏への敵対行為」と持国天さんが言っています。実にアグレッシブです。しかし、本当は、法華経のベースは、あらゆる人を必ず救うという仏の慈
悲だけです。で、日蓮さん、めちゃくちゃ頭がいいから、熱心に日蓮さんの文章や法華経を読んだら石原都知事みたいなご性格になりますよ。間違ってはいませんが、比叡山法華経信仰が衰退していたときに出てきたのが日蓮さんですから、時代背景を無視して日蓮さんを読まない方がいいです。法華経信仰が衰退していたときに出てきたのが日蓮さんですからね。

林雄介with,you。

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