林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

731部隊は本当に人体実験をやったのか?。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

旧日本軍の衛生部隊である731部隊が中国等で生物兵器の開発等を行い、その資料をアメリカに提供するかわりに731部隊関係者の戦犯訴追は行わないこと、また、帝銀事件の真犯人も731部隊だと言う説があります。アメリカは、731部隊のような非人道的なことはできないと、遠藤周作さんの「海と毒薬」も米軍捕虜に対する生体解剖等がテーマです。しかし、アメリカはグアテマラ抗生物質等の安全性を確認する人体実験を行っており今回、60年ぶりに謝罪しました。また、アメリカは原爆を2発、日本に投下しました。アメリカの原爆の死傷者は南京大虐殺で日本軍が殺したであろう中国共産党発表の死傷者をはるかに上回ります。しかし、広島、長崎の原爆の死傷者よりも多い死傷者を中国共産党文化大革命で実現しています。私が極左と極右が嫌いなのはどちらも全体主義になり、殺人を行うからですよ。それはさておき、731部隊より原爆の方が大量に死傷者が出ていますし、実証的な人体実験以外の何者でもないと。8月15日に無条件降伏をしていなかったら、あと何発、原爆を投下されたかわからないですよ。

ですから、731部隊的な人体実験はアメリカはできないでしょう、やはり実験の実行者が嫌がるから…。ただ、生物兵器を投下して、その医療行為という結果的な人体実験はできると。そう考えると、731部隊の資料はアメリカにとって仮に人体実験をしていたとしても、それほど重要性が高いとは思えないんですね。白人は、陰湿な方法でネイティブ・アメリカンを減らしました。黒人も奴隷にし、捕鯨もコルセットや産業革命のためにやっていたわけですよ。ですから、731部隊的な人体実験も必要性があればやったと思うんですね。特に必要性がないから、アメリカがやらなかっただけで。ですから、731部隊の資料って、それほど重要なものではなかった気がするんですね、アメリカにとっては。

林雄介with,you。

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