林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

なぜ、テレビはくだらない番組を放送するのか?。(=^▽^=)。視聴率と視聴質の違いと問題点。

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

「テレビで、くだらない番組が増えたのは視聴者層の質が相対的に知的レベルが低くなったからです。」

有名な話ですが、知的レベルが高い人にはメリットとデメリットを、知的レベルが低い人にはメリットだけしか説明したらダメなんですね。ですから、本当はメリット、デメリットを政策でも、報道でもしないとダメなんですが、善悪2元論、勧善懲悪に単純化しないとマスコミも商売にならないんですよ。

最近は、テレビのヘビーユーザーが低所得者層に偏っています。キー局の最高顧問の話を聞いたまま書きますよ、「今ねテレビのヘビーユーザーは年収200万円以下なんですよ。だから、最近、大家族ものが増えたでしょう。本当に悲しいことなんだけど、貧乏人がもっと貧乏な人たちをみて安心するっていったらいいのかな?それがテレビの現状なんですよ。」と。で、いまだに視聴率マジックに騙されている企業と視聴率を売りに行く博報堂電通も悪質だと思うんですね。視聴率と購買行動が結びついていないわけ、日本でバードカフェお節を仕掛けたグルーポンは本来は結果報酬額の広告代理店なんですよ、日本のグルーポン経営陣は仕組みをよくわかっていない気がします…。お客がくるかどうかわからないのに高額な広告費をかけるのはおかしいから、成果報酬の広告代理店をやりましょうというのがグルーポンですよ。チケットの安売りとごっちゃになっている…。
で、視聴質というのは購買行動に結びつく視聴者層ですよ。購買行動がないなら、CMを流しても無意味でしょう?。私は、博報堂電通も成果報酬型、例えば、売り上げの何パーセントを受け取る形の視聴率がとれても売り上げが上がらなかったら広告費は払わないよ型にした方がいいと思うんですね。これも、デメリットありますよ、まずドラマの出演者がスポンサーの商品を使ってブログやツイッターで紹介するフラッシュマーケティングを強要することになる。

林雄介with,you。

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の教育に役立つ健全図書。↓。
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