林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

牛、出荷解除は大丈夫か?(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんにちは。(=^▽^=)

セシウムそのものの危険性は、わかりません。BSE〔狂牛病〕のときは、プリオンが問題になり、牛が泡を吹いて死ぬ映像をTVで流され続けました。昨日の夜、役所に復職していた夢をみました。現在、プリオン由来のBSEに感染した日本人はいません。肉骨粉の共食いがダメという本もありましたが、カマキリは?共食いするじゃないですか?。

さて、なぜ、肉牛や米だけがことさら、危険性を強調されるか理解に苦しみます。セシウムが検出される可能性は、すべての農畜産物にあります。ですから、肉牛や米の危険性を強調するのはおかしいのです。ところで、マスコミの論調はBSEに比べ、セシウムの危険性を強調するのではなく、風評ですませようとするのです。マスコミの巨大なスポンサー電力会社、原発利権に感謝するしかありません〔皮肉ですよ〕。逆に言えば、マスコミはスポンサーのお金で簡単に安全性も危険性も変えるのです。

私は、BSEでも国産牛を食べ続けたように、今回も国産牛も今年の新米も食べますが、BSEは乳牛にしか肉骨粉を与えていないので〔肉骨粉の停止が私の法令デビューです〕、肉牛は安全だと断言できたのです。ただ、セシウムは体内蓄積値が一定値を越えると悪性腫瘍等の健康被害が起こります。命にかかわる花粉症やアレルゲンのようなものです。問題は、蓄積量が一定値を越えると健康被害が出ることは間違いないのですが、基本は広島、長崎のデータなんですよ。セシウム風評被害にしたいのは、原発利権、東電への賠償金請求を減らすためでしょう。しかし、現在、肝炎訴訟に賠償金を支払うことになりました。ただ、セシウムが危険であった場合も救いはあるんです。日本人全員が対象になる。で、食は偽装がタブーとしてある。ですから、むしろ福島県産でセシウム検査してある農畜産物が一番安全だと言えるのです。
林雄介with,you。

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。