林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

笑えないイグノーベル賞。o(^▽^)oなぜ、東京電力も菅直人さんもイグノーベル賞を貰えなかったのか?。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。今日もお疲れ様でした。明日は、都内は27度になるようですね。気温差が激しいですね。お身体、ご自愛下さい。

さて、福島から長野に避難している子供を検査したところ130人のうち10人が甲状腺の異常の可能性が指摘されています。現在、明確な危険性は明らかにはなっておりませんが、高い確率で福島原発事故による健康被害が起こっている可能性があります。復興費より、放射能による健康被害の根治を目指すべきだと思います。

さて、ノーベル賞にあわせて発表されるイグノーベル賞ですが、福島原発関連での受賞はありませんでした。かつて、フランスが核実験をした際にフランスのシラク大統領がイグノーベル賞〔平和賞〕を受賞しているんですね。

イグノーベル賞東京電力菅直人さんも受賞していないということは、イグノーベル賞の選考委員会、すなわち海外は「洒落にならない事故、笑えない事故」だと断定されているということでしょう。イグノーベル賞を受賞できれば、海外はまだ日本は大丈夫と思っていると判断できるんですが、現在進行形の事故であり洒落にならないから、触れないわけですよ。「フクシマ」がタブー視されていると考えてよいと思います。つまり、海外では日本以上に「フクシマ」は深刻すぎるということですよ。シラク大統領は核実験でイグノーベル賞を受賞したんですよ。深刻すぎるから、イグノーベル賞を出せないわけですよね。客観的に日本、フクシマがおかれている立場、世界の位置づけがイグノーベル賞すら受賞できないという、タブー視されているであろう事実です。反原発ならイグノーベル賞を出せますよ。関わったらマズいとイグノーベル賞に思われているわけですよ。
ですから、イグノーベル賞が受賞できなかったことは、かなり深刻なんです。少なくとも海外では、フクシマは核実験以上にタブーなんでしょう…。

林雄介with,you。

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