林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

純潔のマリア2巻(石川雅之:講談社)とヤハウェ。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんにちは。(=^▽^=)

アフタヌーンKCに石川雅之さんの純潔のマリアという漫画があります。処女を捨てたら魔力がなくなる潔癖な魔女マリアが、英仏王位継承戦争(ジャンヌダルクが戦った戦争)、戦争嫌いなんですね。ですから、戦争をやめさせるためにドラゴンやゴーレムを出したりサキュバスを使ったりして英仏戦争の邪魔をするんですね。ところが、天上の教会のミカエル天使長が、マリアの邪魔をし、天上の教会からエゼキエルというミニスカの少女をマリアのお目付役によこします。地上に魔力で関与することは、天の主であるヤハウェの意志ではないというんですね。今回、魔女ビブが、昔、世界中の人を幸せにしようとした人間がいたけれど、結局、ゴルゴタの丘に十字架を背負っていったから無駄なことはやめなよとマリアを止めます。

では、無駄なのか?なんですが、ヤハウェ、ヤーベは交渉が可能です。旧約聖書でアブラハムもモーゼも直接、交渉しています。キリストの「天に坐す我らが父」という祈りは、旧約聖書以降、ヤハウェ、ヤーベと人間の間に大きな意識の距離が出来て、ヤーベも遠い存在の神になってしまうんですね。しかし、イエスはヤーベとの直接交渉を再開したんです。再開。ギリシャ神話やエジプト神話、古事記でも神は人間と交流、交渉をしているんですね。キリスト教神学ができてから、ヤハウェと人間の直接交渉がなくなったんですよ。

まあ、純潔のマリアは漫画ですが、ヤハウェか直接交渉をしていたことを1千年くらいすると忘れるんですね、交渉してくる人間がいないから。預言者やメシアは、交渉人なんですよ、交渉人。人間が作ったキリスト教神学にヤハウェが縛られちゃっているわけです。

普通にアブラハムともユダヤの預言者とも話をしていた人間と極めて近い存在がヤハウェ、ヤーベです。気難しいけど。真心と誠意で、気難しいヤーベ、ヤハウェを言いくるめて、人間を幸せにしたのがキリストやユダヤの預言者ですから。
林雄介with,you。

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