林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

銀閣寺がパワースポットになっている理由。(=^▽^=)千体地蔵尊。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんばんは。o(^▽^)o

足利義政銀閣寺を作ったんですね。足利義政は8代将軍で東山文化を作った趣味人です。日野富子の旦那で、将軍の後継者争いから応仁の乱を引き起こし、義政自身は最後は酒に溺れて死んでいきます。銀閣寺に千体地蔵尊があるんですね。観音さんとお釈迦様もあるんですが、なぜか銀閣寺の1階には千体地蔵尊があるんですね。地蔵尊は庶民を救済する仏様です。だいたい権力者が死ぬときは阿弥陀仏を建立して死ぬんですよ。藤原道長阿弥陀仏信仰です。極楽に行きたいから。o(^▽^)o

地蔵尊を建立する権力者はいないんですよ。結論から書きますとね。酒に溺れて、政治の実権を手放した後に足利義政は悟っているんです。この人は若いときに、戦争をしまくっているんです。積極的に大名に介入して、強い将軍家を作ろうとして失敗して、趣味人になり、アル中になり、増税もして庶民を苦しめて死んでいくんです。

足利義政は、死ぬ前に、銀閣寺は足利義政が死んでから銀閣寺になったんですが、死ぬ前に贖罪意識から千体地蔵尊に、「自分には救えないし酒に溺れているし無力だから、大量のお地蔵さんに庶民を無力な自分に代わって救ってやって欲しい」と願い続けて死んでるんです。やったことは、かなりろくでなしなんです。ただ、ピュアなんです。嫁さんに政治を牛耳ら、細川、大内氏に政治を牛耳られ、自分は無力なアル中だから救う力も知恵も意志力もないから、お地蔵さん代わりに庶民を救ってあげて下さいと祈り続けて死んだんです。だから、足利義政は確かにろくでなしなんですが、純粋に庶民の幸せを祈って銀閣寺を残したから、作った人がしっかりしているから、銀閣寺、パワースポットなんです。で、自分のために作った寺は、パワースポットにならないです。ピュアじゃないから。東大寺法隆寺も作った人がピュアだから、パワースポットになっています。

林雄介with,you。

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