林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

なぜ、防衛大臣がブータン国王の宮中晩餐会を欠席したのが問題なのか?。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーの林雄介です。こんばんは。(=^▽^=)

先日、国賓であるブータン国王を招いての宮中晩餐会を欠席し、民主党議員の資金パーティーで、「ブータン国王の宮中晩餐会より、資金パーティーが大事」発言をした防衛大臣が問題になっていますが、何が問題なのか?。

結論を書きますよ。「ブータンを知らない知的水準の人間が、防衛大臣をやっていることが大問題なのです。」

ブータンは、開発経済学等では有名な国です。インド滞在中に、ブータンにも行きたかったのですが、諦めました。私が、大学時代に理想的な国と考えていたのが、ブータンです。ブータンは、閣僚が全員、欧米の大学院の学位を持っています。しかし、急激な欧米化によって、ブータンという小国のアイデンティティが失われないように、事実上の鎖国をしているのです。そして、徐々に欧米化をしていく、また国民幸福指数という概念を生み出したインテリ受けする、民主党のインテリが好きそうな国なのです。だから、わざわざ国賓にしたのです。また、ブータン国王が即位後、初の外遊先に日本を選んだことも、日本のインテリにブータンが人気があるからでしょう。しかし、ブータンは小国です。つまり、ブータンを熟知した上で確信犯的に例えば、オバマ大統領の宮中晩餐会を無視するとか、中国や韓国相手の宮中晩餐会を無視することで、何らかの政治的メッセージを相手国に伝えることも外交なのです。
欠席そのものよりも、「防衛大臣が、ブータン軽視発言をした背景に、防衛大臣ブータンがどのような国か判断する知的水準がない可能性が極めて高いことが大問題なのです。」
民主党が、好きそうな国ですよ、一種の北欧の福祉大国と同じですから。つまり、民主党全体の知的水準よりはるかに低い人物が防衛大臣をやっていることが大問題なのです。

林雄介with,you。

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