林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大阪市市役所メール検閲問題について。(=^▽^=)橋下徹さんの法解釈は微妙…。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーな作家の林雄介です。(=^▽^=)

橋下徹市長(早大政経)が、組合の市長選挙違反疑惑で大阪市役所の庁内メール検閲を行っていますが、「全部、読む気か?」。まあ、市長だから好きにしたらいいと思いますが、行政情報が漏洩した場合の行政監督責任者は大阪市長である橋下徹さんになります。ですから、人海戦術で読むのは危険です。隠語を使われていたらわからないし…。私はパフォーマンスは嫌いですから、私ならメール検閲はやりません。やるのなら、自分で全部読んで政治活動の有無を特定します。
o(^▽^)o

お好きにどうぞとしかいいようがないんですよ。あと、メール検閲の法的根拠が謎です。メール検閲をしている第三者委員会の法的位置づけも不明確です。第三者委員会が行政監査することになりますが、現行の地方自治法体系だと想定していない。政治活動違反なら、捜査権がある検察庁大阪市長として市の職員を告訴して、裁判所の令状をとってやらないと法的にどうなんでしょうか?。
もう一つは、第三者委員会に報酬を支払ったら住民監査請求を起こされる可能性がある。橋下さんの法解釈は大阪市の行政の長として、メール検閲の監督権限があるということだと思うんですが、市長自身が自分で見るなら問題がないと思います。見れるなら。第三者委員会だと、裁判で司法判断がわかれる可能性がある。民主党野田総理早大政経)は維新の会と連立したいから、本来なら総務大臣から行政指導するレベルの暴挙ですが、総務省は動けないと思います。

物理的にできるかできないかは別にして、市長本人がメール検閲するなら一応、合法。第三者機関なら、やり方次第では司法判断がわかれると思います。行政ができるでも、橋下ジャッジはかなり負けていますから司法判断だと橋下徹さんの法解釈は微妙だと思います。

林雄介with,you。

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