林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

奈良県桜井市中2女子集団リンチいじめ事件、生徒同士の喧嘩と断言した中学校。喧嘩なら問題がないのか?

いつもありがとうございます。林雄介です。

最近、何回か書きましたが、いじめ事件が、生徒同士の喧嘩という学校や教育委員会の「言い訳」が気になります。
そもそも、喧嘩自体が問題だと思うんですね。

今回の奈良県桜井市のリンチ事件は、6人VS1人です。喧嘩は1対1で行うものです。しかし、体格差があればいじめになります。

喧嘩であれば問題がないというのが学校側の見解であれば、私が個人的にこの中学校や桜井市と喧嘩をはじめても問題がないということになります。まして、6人で集団リンチをしましたから、こちらも政治家や他の自治体を使って、集団リンチをしても、「喧嘩」ですから問題がないということになります。

日本は、法律というルールによって動いています。そもそも、客観的にみて6人で1人を殴る蹴るすれば暴行になります。喧嘩だからという発想がおかしいのです。その理屈で言えば、桜井市長や桜井市教育長、桜井市議会議員、公職の条例による給与一覧を掲載するという阿久根市長的な、喧嘩をしても問題がないということになります。
「本当に問題がないと思います?」
桜井市長は大迷惑ですよ。で、資産公開をしているはずですから、資産や年収を公開すれば、私はネガティブキャンペーンになりうると思います。数字だけが無責任に一人歩きしますよ。経費や税金の概念を無視して…。それをやるな、そういうマスコミの記事に騙されたらダメですよ、という手口やトリックをわかりやすく解説したのが、「公務員の教科書(算数・数学編)」(林雄介著、ぎょうせい)です。
マスコミの監修をしていますから、あらゆる手口を知っています。本当に私と喧嘩したいんですか?。話が逸れましたが、「喧嘩」といじめ、指導と虐待は紙一重だということをよくよく理解すべきだと思います。栃木県の「100周走れ」熱中症事件は、事実ならとんでもない虐待ですよ。

林雄介with,you。

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