林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

山口組組長摘発、ゴルフ場利用で詐欺罪。200人も警官動員。いじめ事件より、微罪逮捕に熱心な大阪府警。

いつもありがとうございます。林雄介です。

大津市いじめ事件隠蔽や大阪府貝塚市定時制高校生の飛び降り自殺が同級生による陰湿ないじめ事件と再捜査に乗り出す中、7月中旬に山口組直参組長6名を暴力団関係者であることを隠して、ゴルフをしたことは詐欺罪にあたると200人の警官を動員して逮捕に行くという微罪逮捕に全力を尽くす大阪府警は素晴らしいと思います。
暴力団組長摘発が悪いとは言いませんが、ゴルフ場は暴力団お断りだから、「詐欺罪」の適用が可能までは理解しましょう。地裁は無罪にしましたが…。

直参組長っておそらく武等派なんですね。資金源をたてば暴力団は活動できなくなります。資金源ではなく、微罪逮捕に全力をかけて、いじめ事件はスルーと。
暴力団を放置しろとはいいませんが、自転車窃盗取り締まり月間、スピード違反取り締まり月間、「踊る大捜査線」って間違いも多いんですが、「頷ける話も多いんですね。」、最初の映画で、副総監が誘拐された時に、「捜査本部の名前」を真剣に考えていたり、「本庁の誰が偉いかわからなくて、ユースケ・サンタマリアに聞くとか」、連合赤軍あさま山荘事件でも、佐々淳行等幕僚団の会議の席順を決める会議を長野県警やったり…(間違っていた)。席次は、入省年次です(逆転も起こるが、勇退するため本省にいない。最終席次は次官になるまでわからないため。次官本命が次官になれないことがある。あと、同期から2名次官が出ることがある。)それはさておき、「会議室で決めた数値目標の達成なんか無理ですよ。だいたい警察庁でも、どんなに頑張っても現場に出れるのは30代まで(警視庁等の課長)、県警の部長以上になったら現場がわかるとは思えません(警察正~警視長)で、県警本部長(警視長~警視監)はさすがに現場の声なんかわからないと思いますよ。そうすると、今の警視庁幹部の現場感覚は20年前の現場感覚なんですよね…。

林雄介with,you。

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