いつもありがとうございます。林雄介です。
クッキングパパを読んでいました。クッキングパパは料理漫画ですが、主人公をはじめかなりの登場人物がタバコを吸います（商社勤務）。また、料理に味の素（科学調味料）等を使います。
これは、美味しんぼの海原雄山氏がキレるなと思いました。海原雄山氏は、美食倶楽部でタバコを吸った料理人はクビ（岡星良三、山岡の活躍で復職、冷静に考えれば労働基準法無視のブラック企業）。科学調味料はマジギレ。
近代経済を根底から否定しているような気がするんですね。例えば、海原雄山氏が、経営する美食倶楽部や究極対至高の対決でも世界各地の食材を利用します。つまり、究極対至高の料理対決のために飛行機やトラックで食材が輸送されます。そのために化石燃料も消費されます。また、仲介業者や輸送に使う飛行機等の製造、道路の建設がなければ、至高の料理そのものを作ることはできません。
海原雄山氏は、一歩間違うとロハスなんですよ。自給自足しているわけではなく、モロに政財界人相手のビジネスをしているわけです。で、奥さん在命中は事務方は奥さんが、奥さん死後は中川チヨや中川得夫氏が事務方をやっています（和解の料理で本人が言っている）。海原雄山って、１人で地下鉄に乗れないタイプの人だと思うんですね。環境についてうんちくがある割に燃費悪そうな外車だし…。プリウスに乗ればいいのに…。
分業とか、経済活動があって、美食倶楽部や文化活動が可能という社会科学の知識がないと思うんですね。あと、この人、禅的なモノを研究していますが、ごちゃごちゃとらわれるなというのが禅で、多分、達磨さんや釈尊ならインスタント・ラーメンも食べると思いますよ。（インド用のベジタリアン用の）
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
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