林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

早稲田大学の政治経済学部で官僚になれますか?。官僚になるつもりなら東大に行くべき。

いつもありがとうございます。林雄介です。

たまに、早稲田大学政治経済学部で官僚になれますか?という検索があります。
早稲田大学政治経済学部は官僚を養成するための学部ではありません。政治経済学部が一位のジャンルはない。公認会計士も弁護士も官僚もいるから。資格に強い学部ではありません。

私も官僚になるつもりで政経に行ってないし。早稲田の一文か京大の教育学部ユング心理学を専攻するつもりだったので…。官僚になるつもりなら、東大を受けたし、東大を目指したと思います。

政治経済は放任主義だから、どうなんでしょうね。政治経済で官僚志望者そのものが珍しい。法学部はいるけど。政経は親が官僚が多いから、官僚情報は無駄に多い。で、政経にきたということは官僚を目指さない、福田康夫総理の父親も大蔵官僚でしょ?。

入るだけなら、民間会社なら、どこでも入れるから(出世はできない、日本一上場企業の部長が多い大学だから、役員は東大、慶應)、わざわざ公務員試験受ける人いないし。役所でも、政経の先輩に珍しがられる。受験の段階で官僚になるつもりなら、政経はノウハウそのものがないから東大の文一がベター。政経は次官は無理。警視総監か官房長まではいけても、次官は難しいはず。官僚の頂点を目指すなら東大法学部の首席卒業→警察庁長官(総務省次官)→官房副長官コースしかないし…。官房副長官になっても、今の官房長官、法政、副総理→学習院、総理→成蹊…。
官僚の頂点は警察庁長官、官僚副長官、副総理をやった後藤田正晴さん。次官経験者が総理になれたのは、敗戦で上層部がパージされて昔の局長と事務次官は若いし、吉田学校があったから。次官、局長経験者が総理になることはありえない時代だから。
なんで政経から官僚になりたいのか知りませんが、官僚になりたいなら東大に行った方がいいですよ。

林雄介with,you。

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