思い込みが激しい人というのは、観察していると成功する人が多いんですよ。成功力って念力です。念力ってイメージ力です。
中途半端に頭がいいと自分の成功を確信できないんですよ。頭が悪い人って、客観的に考えたら、失敗するようなことでも成功すると信じていますね。だから、成功しちゃうことも多いんです。底抜けにバカだと、ポジティブですね。
成功力というのは、成功を常に確信し続ける力なんです。私は、リスクヘッジをしていますから、大きく転けることはないんですが、大躍進しないでしょう？。これはあとで書きますが、やり方があるんです。大躍進をしなくてもね、小躍進を繰り返していけば、時間はかかりますが大躍進しますから。これは、皆さんも真似たらいいんです。
根拠がないポジティブシンキングで、成功する人も多いんですよ。ただし、落とし穴があるんです。転けたら、どこまでも転落していくんです。あと、永続性がないんです。
これがあるから、ポジティブシンキングとイメージ力で成功する想念術の類をあまり、皆さんにすすめないんです。
成功法の本に自分に知恵がなかったら、ブレーンに頼ればいいとありますね。だいたいの成功法は、チームで成功という言い方をしますが、要するにブレーンに頼る方法なんです。しかし、ブレーンとか側近は危険なんです。ブレーン同士の裏切りってあまりないですね。織田信長のブレーンが明智光秀です。ブルータスもシーザーのブレーンなんですよ。ブレーンは、一番、シビアに観察していますから、ブレーンが裏切ることが多いんです。ブレーンを使いこなそうと思ったら、ブレーンにとって尊敬できる人じゃないとブレーンに潰されるんですよ。
石田光成と島左近、石田光成は行政官僚で島左近は武力担当ですから役割分担がはっきりしています。劉備は人集め担当、孔明はブレーン、関羽はブレーンと武力担当、張飛は武力担当、役割分担がはっきりしていますね。豊臣秀吉も、黒田勘兵衛は警戒しているんですね。竹中半兵衛は信用していますが、黒田はあまり信用していないんですよ。で、秀吉自身が計略家なんです。秀吉も竹中半兵衛も計略家で、表が秀吉、裏が竹中ですね。役割分担がはっきりしているわけです。
ですから、ブレーンの知恵を借りるのは諸刃の剣なんです。劉備が私利私欲に走ったら、関羽と孔明は間違いなく劉備を殺すか追放するでしょうね。ロクデナシの劉邦の軍師は引退して仙人になりましたよね、あれは見限ったという見方もできるんです。
ブレーンを集めればいいといいますが、ブレーンってインテリ集団ですよ。白い巨塔を見ればわかるようにインテリ集団の扱いなんか厄介に決まっていますからね。
そう考えると、ブレーンの知恵なんか借りれないと考えるのが現実的です。
そうしますとね、どうしたら永続的に転けずに成功できるか？なんですが、明るく前向きに未来をイメージしながら、賢かったらいいんです。要するに、リスクヘッジして、慎重にやってもね、リスクヘッジして万が一に備えてあったら、ポジティブにやったらいいんです。頭が悪い人が失敗するのは万が一に備えていないからですね。万が一に備えたら、もうポジティブに成功しか信じないんです。そして、万が一が起こったら対処できますよね。これが、永続的で転けない成功法なんです。あまりに当たり前ですが、これが一番、成功する可能性が高いんですよ。秀吉はこのやり方ですね。孔明や家康もこのやり方です。だいたい、幕府を作った人のやり方はこのやり方です。
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