林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ここが変だよ映画「踊る大捜査線ファイナル」。

いつもありがとうございます。林雄介です。

鳥飼警視は32才、しかも警視庁派遣の人間にも関わらず警察庁長官にアポなし面会が可能。→課長補佐クラスの鳥飼が次官の長官に意見するのは無理。というか面会そのものが不可能。会えるなら、室井警視監まで。

真下は警視正(本庁の準課長クラス、湾岸署の署長は30代前半でやるポスト)あと、基本的に都内の警察署長は警視。
年功序列の警察庁で、鳥飼が本庁派遣でも、年次が上の真下に意見はできない。あと、警視庁の捜査1課長はキャリアを置かない。キャリアが課長をやるのは、政財界関係の捜査2課だけ。

そもそも公安事件以外、キャリアは捜査に関わらない。
映画の時期は12月、財務省との予算折衝があるので、幹部は捜査に関わらない。→予算折衝で予算を確保しないと捜査できない。

そもそも都知事が石原慎太郎だから、なんかいってくる。

室井さん(官房審議官)をクビにするレベルの不祥事なら、国会で野党が警察庁長官のクビを取りにくる。あと、国務大臣国家公安委員長の罷免要求と総理の任命責任を問われるので、警視庁レベルで不祥事の隠蔽をしたら、与党から警察庁に報復がある。
室井さんの責任にして、マスコミに偽情報をリークした警察庁長官は罷免される→与党の許可なく警察庁が国会バッシングがある案件の処分を行うことは不可能。
たぶん、リアルな話にしたら、見ている人が理解不可能になるからとはいえ、あれをみて官僚をイメージされても。あと警視庁は地方公務員だから、霞ヶ関ではない。警察庁から警視庁に出向している官僚がいるだけ。

室井さんは、たぶん、警視総監までいく。警察庁長官は官房副長官になれる可能性があるので、東北大は無理。



林雄介with,you。

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