林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

政治と宗教がよくよくわかる本、マガジンランド。阿弥陀信仰。開目抄。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。

浄土宗と浄土真宗の違いですが、まず、阿弥陀信仰そのものは空海の時代からあります。藤原道長も念仏を唱えて死んでいったのです。

で、阿弥陀信仰は念仏、南無阿弥陀仏を大量に唱えるというのがスタンダードでした。それを、1回でもいいし、信心の方が重要という一念主義を打ちだしたのが、法然です。これが浄土宗です。しかし、法然と弟子の親鸞は朝廷に都を追放されます。そして、法然親鸞は死別することになります(高齢の法然は死去)親鸞茨城県、関東地方で貧民相手に布教を行います。

法然の画期的なところは、阿弥陀仏への信心さえあれば極楽浄土にいけるという信心重視の一念主義でした。
しかし、親鸞は追放先で、餓え苦しみ、生きていけるかすらわからない状態で、阿弥陀如来を信じろと言われても無理と言われます。これが、浄土真宗の誕生のきっかけです。
わかりやすく説明すると、阿弥陀如来は全人類を必ず極楽浄土に連れて行くと言っている→ということは信じる、信じないは関係ない→つまり、信心(信仰心)は、阿弥陀如来が人間に働きかけて起こるものであるから、信心がなくても、いづれ全ての人間に信心を起こして必ず極楽浄土に連れて行くから大丈夫。これが他力本願です。その阿弥陀如来に感謝して念仏をあげましょうと言っているんです。で、極楽浄土そのものに行く条件は信心がいるんです、浄土真宗も浄土宗も。ただし、信心(信仰心)そのものを必ず人間に持たせて、必ず極楽浄土に連れて行くというのが浄土真宗です。これ、さらっと本に書きましたが、かなり難しいというか、浄土真宗の教義諮問機関の勧学が坊主用にテキストを出していますから、浄土真宗と浄土宗の違いを理論的に説明したら、一般書ではなく完全な学術書になります。
理論体系はあるけれど、お経そのものに書いていないから、お経の解釈になってきますから。

日蓮法華経第一主義も経典解釈ですから、理論的説明をすると学術書になります。開目抄に書いてありますから、開目抄自体が引用が大量にあるので、開目抄の解説書がいるんです。開目抄もさらっとめちゃくちゃ難しいことを書いているから。

林雄介with,you。

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