林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と一緒に勉強しませんか?「孟子」5章1、10月9日。

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

3、孟子はとうの国の政治顧問に就任する。まず、国を統治するにあたり大切なことは、国民の仕事、わけても農作業を重視することだという。論語と違い、孟子は国民の生産手段の強化を何より重視する。
つまり、ブラック企業の理念はあるが、給料は払わん、こういうバカが出てこないように、論語よりより具体的な政策提言、国民の生活手段の具体的な重視と安定収入を確保させたうえでの道徳教育を重視する。

孟子は言う、安定収入と職業があってこそ人は道義心を持てるのであると。

また、歴史上の租税法の長所と短所を比べ、国民に田畑を与える代わりに、公有地の耕作を行わせ、この労働力の提供を国の運営費にあてる助の方法が最適であるとする。

さらに、仁政とは土地の境界線を明確にすることだという。土地の境界線が不明確だから、国民同士の争いや土地を給料として支給されている役人が私利私欲をはかるのだと指摘する。→土地の境界線争いが孟子の時代から行政トラブルのメインだったということ。

4、神農は、中国の伝説の神。自給自足的な生活と原始的な共産主義を提唱する思想家たちである。孟子は、経済政策にも踏み込む。
神農思想家が言うように、自給自足を行えば、いちいち鍬や鍬や鍋や冠を自分で作るのか?と。
社会は分業で成り立っている。すべての仕事を一人でやるのではなく、統治も仕事なのだと。古代の中国では、治水や農業政策を最初に行い、生産手段が確立されてから、教育を整備した。そこから、礼節が生まれたのである。一見、理想的に思われる自給自足社会は、生産手段が不自由で国民も疲れ、教育も行う余裕がなくなる。

古代の聖帝達は優秀な人材登用に心を配り、それで国民を幸せにする政治を心がけた。これが、論語に書かれている、天を敬い、聖帝が天子、南面すの真相で、優秀な人を探し、仕事を任せ、天を敬っていたのである。

孟子は、論語より深く踏み込んだ経済政策を重視する。


林雄介with,you。

あなたも1時間で、カリスマ性が身につく「政治と宗教のしくみがよくわかる本」がマガジンランド(詳細は下記ページに。)

http://www.magazineland.jp/products/detail.php?product_id=490

公務員が最初に学ぶ教科書として、定番の「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい
http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=8174

検索キーワード別のオリジナル記事もあります
↓。
〇林雄介のアメブロhttp://ameblo.jp/yukehaya22

〇林雄介のライブドアブログ。(ライブドア有名人ブログ・オフィシャルユーザー、auブログ時代の過去記事があります。)
http://blog.livedoor.jp/yukehaya/

〇林雄介のseesaaブログ(auブログ時代の過去記事があります。)
http://yukehaya22.seesaa.net/

〇林雄介のYahoo!ブログ。
http://blogs.yahoo.co.jp/yukehaya

林雄介待望の新刊、「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい)、あなたも超カリスマ性が1時間で身につく「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(林雄介著、マガジンランド)

〇林雄介公式HP
http://id40.fm-p.jp/65/yusukeha/

サイバーエージェントINTELY編集部公式ユーザー、林雄介の衆議院選挙解説「公式よくわかる政治入門」
http://intely.jp/pc/group/477

http://intely.jp/yukehaya22


日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓
「政治と宗教のしくみがよくわかる本」(マガジンランド)、「政治がわかる・はじめての法令・条例・政策立案入門」(林雄介著、ぎょうせい:大絶賛発売中。)「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)、「魔法の経済学」、「スキルアップ超経済学入門」(翔雲社)、週刊漫画ゴラク連載作品「しおき華」漫画原作者、他超多数。