林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

東京都知事選、再選挙の可能性ありか?。(よくわかる都知事選入門)

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

選挙には、法定得票数があります。まず、供託金といって都知事選に出るには300万円を国の出先機関である法務局に預ける必要があります。これは、有効投票数の10%を越えなければ国に没収されます。

もう一つ、今回、細川元首相、田母神俊雄氏、舛添要一氏、宇都宮けんじ氏といった有力候補が揃っています。都知事選では、有効投票数の4分の1以上を越えなければ当選することはできません。都知事選の有権者は1千万人。最近の都知事選では600万人程度が投票しています。今回、注目度が高い候補が出馬するため投票率はあがると思います。仮に650万人が投票した場合、162万5千票(25%)以上の投票がなければ、当選することができません。この場合、また再選挙を行います。再選挙には誰でも出馬できます。ただし、知事選挙で再選挙になったことは一度もありません。石原慎太郎氏、鳩山邦夫氏、舛添要一氏、明石康氏で争った時には石原慎太郎氏は28%の投票率で知事に当選しました。
今回、宇都宮けんじ日弁連前会長(共産党社民党)、田母神俊雄空幕僚長(石原慎太郎支援)、細川元首相(小泉純一郎支援、民主党、生活)、舛添要一氏(自民党公明党)(50音順)が横並びのため各候補が100万票以上獲得した場合、1位の候補が25%の壁を越えることができずに再選挙になる可能性がありえるのです。現状では、どの候補が1位かより、どの候補が1位になっても候補が25%の有効投票数にならずに出直し再選挙になる可能性があります。
例えば、A候補145万、B候補140万、C候補135万、D候補135万。他数十票。の場合、1位の候補は法定得票数の25%を越えていませんから、再選挙になるのです。
各種世論調査をみる限りでは今回の都知事選は1位の候補は30%前後で当選かもしれませんが、再選挙の可能性も高いのです。

林雄介with,you。

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