林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と一緒に勉強しませんか?新「論語」為政2。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

まとめて投稿なので、この前に1章の解説があります。

1、北辰、中国の最高神、天帝が住んでいる星です。北極星ですけどね。
2、思い邪まし、要するに純粋、ピュア、素直ということです。中国人は損得勘定で動きますから、純粋とかピュアとか素直とか難しいんですよ。だから、中国で邪心をなくす仏教の禅も発達したんです。

3、統治学、モラル教育を重視せずに刑罰で国民を支配すると、お互いに弁護士を立てて裁判で白黒つけましょ?的アメリカ社会になるから、モラル教育に力をいれなさいということです。ロースクールを作って、弁護士を増やしたでしょ?。わかります?司法制度改革をやった人間が論語すら正しく解釈できないから、弁護士を増やしたんですよ。だから、古典と実学の両方が大事だし、簡単には理解できないよと言っているんです。

4、前の解釈でも書きましたが、聖人に至る道のプロセスですね。15才で学問を志し、その結果、30才である程度、社会的な仕事をできるようになった。40才である程度、修行が形になって迷いが減り、50才で天命を知ることができた。社会的な使命を悟った。
60才で、ほとんどの人のいうことが理解できるようになり、70才で聖人になる修行がある程度完成した。だから、焦りなさんなということです。

5、6、7、8。孝行とは何か?プロセスの話と孔子も相手の能力を見て答えている。5は形の話です。礼を大事にしなさい。これはレベルが低い人向けです。6、親に心配をかけるな、これも問題がある人に教えたんでしょうね。7、孝行とは、真心の実践だから形だけしっかりしていても孝行とは言えない。前の5、6を否定しているんですよ。レベルが低い人はまず形から入って、形ができるようになったら真心をいれなさいよということです。8、形も真心もできるようになったら、心から真心がにじみでるような表情になるように自然体でやりなさいということです。

9、頭回は、自然体で聖人の道が完成していたから、一見、愚鈍に見えた。いかにも優秀という人は、まだ聖人ではないということ。完全な聖人だと賢者を越えちゃうから平々凡々に見えますよと。

10、何をやって来たかをみればわかりますよと。立派なことを言っていても過去に何をやったかをみて、あまり言葉を信じない方がいいということ。理研のメディア戦略も、これを見りゃわかるでしょ。

11、普遍的な真実と現代的にアレンジしなきゃいけないこともあるから、両方から見なさいねということです。

12、老子に近いんですが、本当の聖人は学者とか政治家とか、作家とかレッテルをはれないんです。何をやっているかわからないという自在性があるんです。

13、聖人とは何か?頭でわかっても実践できなきゃ意味がないから、一回、実践してそれから自然に悟ればいい。頭で聖人を考えなさるなということです。

14、聖人は自在性があるから、いろいろな人にあわせて迎合はしない。小人は迎合はしても自在性がないから、多様な人を相手にできない。

15、学んでもそれが本当に正しいかはわからないから、自分で考えながら学ばないといけない。自分で考えて発言しても学問がないと独善的になるから、学び続けないといけない。

16、異端、目新しいこと、キテレツなことを有り難がると道を誤るよということ。

17、知らないことは学べばいいから、無理にしったかぶりをする必要はないし、全てを知っていると思うことは傲慢だよということ。

18、いろいろな意見を聞いて、慎重に判断していけば仕事の失敗は少なくなるから、給料にはなるが、まあ、それほど重要なことではないから。現実的な出世を第一にするなということ。

19、20。統治学。社会正義を国で実現したら国民は正義を大切にする。そのために、家臣を正しなさい。家臣が私利私欲の塊みたいなのだったら、どんなに仕組みを変えても国民は正義なんか実現しませんよということ。

21、孔子の生きざまで国民を教化している。政治家になって政治をするというのは小さな意味の政治でしかない。正しい生きざまを実践することで人々を教化していたら政治なんだということ。
22、信義が人の道の基本だから、仕組みを整えても信義を人が持てなかったら、そんな社会はすぐに崩壊しますよということ。

23、社会は連続しているから、歴史を観察したら未来予測が可能だということ。

24、具体的に誰かのことを評している。他人の先祖霊を大事にするのはごますり。義理があっても困っている人を助けないのは勇気が足りないから、それを磨きなさい。
林雄介with,you。

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