林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

武芸七書。(*^_^*)軍需産業をなくせない理由。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

武芸七書。兵法の基本書が七冊あって、一応、全部持ってはいるんです。ただ、数年前に兵法書を毎日読んでいた時期があって、三略は100頁しかないから三略六韜を毎日、1回ずつ読んでいたんですが、3日目か4日目か忘れましたが、イライラというか腹がとにかくたつ。もういつも怒っている。これはおかしいなと思って、三略を毎日読むのをやめたんです。

孫子呉子は中学生の時から読んでいますから、あまり感じないんですが、他の5書は一通り読んでそれ以上、研究するのはやめました。

古典のテキストなんですが、私が何回か読んだものでも長すぎるものや三略六韜は、六韜三略といって兵法の基本なんです。次が孫子呉子。ただ、六韜三略は邪気なのか、ちょっとよくわかりませんが、あまり気がいいとは思えません。清々しい謀略本なんかないんですが、六韜三略はさっきペラペラ読んで見ましたが、ちょっとテキストには向いていないかなとは思います。ためになることは書いてあるんですが、邪気が入っているように強く感じます。修羅道の霊を呼び込む危険性が高いので孫子は解説しましたが、他の武芸七書の解説は考えていません。三十六計は読めばわかりますから、私が解説する中身はありません。えぐいことはえぐいこととして学ぶことは大事なんです。

私が知る限り史記が一番えぐいですが…。史記は中身は知っていますが気持ち悪くなるので通読したことはありません。
登場人物の車ざき八つ裂き刑が多すぎるのです。
戦術論は小手先のテクニックだと思うんですね。MBAの教科書や戦争論もかなり読みましたが、マクロな騙しのテクニックみたいな。日本人は軍需産業規制といわれてもピンと来ないと思うんですよ。

軍隊がいるから戦争をするんじゃないんです。戦争が利益になるから戦争をするんです。自衛隊国防軍になるより川崎重工三菱重工が武器輸出をする方が危険なんですよ。武器輸出というのは、お金になる。

経済を知らないと意味がわからないから、近代経済を知らない左翼は嫌いなんですが、経済は長期的には自由競争で利益はゼロになる。だから、経済は独占がすすむ。マイクロソフトやアップル、Googleみたいに数が減り大企業支配に必ずなるんです。

で、米国も武器産業があり主要産業なんです。数%だったかな?かなりの比率が武器産業に依存している。で、武器産業だけは自由競争にできないから、独占で利益がでる。ただし、政府が軍縮をやるとお金が入らなくなるから、ネオコンホワイトハウスや議会と太いパイプがあり、献金したり議員や政府高官が役員なんですね。
アイゼンハワーのニューエリート、軍と政府と軍需産業のトライアングルがあって、ここがCIA経由で世界の紛争地域に武器を輸出して定期的に戦争を起こすんです。ですから、軍隊を潰すんじゃなくて武器の輸出入規制をかけて軍需産業そのものをなくすか、作れば作るほど赤字になるようにしたら武器を作らないでしょ?で、平和利用、例えば戦闘機を飛行機にしたら独占競争から自由競争になるから利益が激減するから平和転用は自発的にはできない。なので、自衛隊や米軍基地に反対しても無意味なんですよ。シリアならシリア政府と反政府両方に武器を無償提供して結果的に軍事介入しないといけなくしているから。

自由競争の長期利潤ゼロの話がわからないと戦争をなくせないんです。

日露戦争でロシアと日本がボロボロになったように、戦争に金がかかるからやりたくないということになればいいんですが、武器の無償提供で火種をまいて戦争をなくせなくしているのが米国の軍需産業です。

政府より力がある企業や政府と癒着している企業は世界政府しか潰せないんですよ。集団的自衛権国防軍も日本に定期的に武器を売りつける気でしょうね。日本が集団的自衛権を禁止しても中国に売る。で、仕方ないから日本も武器を買わざるを得なくなる。

軍事産業というビジネスの話なんですよ。資本論は、自由競争の分析をしていないから、自衛隊が悪いになってしまう。軍隊の問題ではなく、戦争、武器産業の経済学の話なんですよ。文学部と左翼のお花畑には腹が立ちます。仕組みの話をしているんだ私は。

仕組みがわからなきゃ潰せないでしょうが?。政治はファンタジーではない。現実しかない。現実的にできない政策や感情論は無意味なんですよ。というと人の心がないとか、冷たいとか騒ぐ。あなたらが無知なんだ。知識がないんだと言いたい。

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