林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

株価2万円はミニバブルか?。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

本日、15年ぶりに日経平均が2万円を越しました。

まず、何回か書いたことですが、リーダーの運気と経済が連携していて安倍首相は運気はあるのです。しかし、私自身はあまり仲が良いわけではありません。清和会でも、まだKさんやMさんの方が親しいのです。

しかし、運気があることだけは認めています。

次、菅官房長官がミニバブルなら制御可能という主旨の発言をしましたが、じゃあ2万5千円なら制御できるのか?

前回のバブル経済は、どこでバブルを止めるか?で揉め、結局、大蔵省が総量規制をかけるタイミングが遅れたのです。さらに日経平均を景気判断に使うことはできません。各社の適正株価が異なるからです。そして、経済学的に各社の適正株価を計算することは不可能です。日経平均は大企業しか入っていませんが、大企業の企業秘密を知らなければ適正株価の算出は不可能です。また、現在の適正株価を算出しても、仮に油田を堀当てたり、なんか凄い特許を取れば適正株価はかわるのです。

そして、仮に適正株価による日経平均を出しても、公表することはできません。適正株価を公表すれば、その株価を参考に売買され、市場が大混乱に陥るからです。

そして、マネーサプライ増加による錬金術をいつまで続ける気なのか?錬金術のゴールが外国人低賃金労働者の導入ではないのか?という嫌な予感が消えません。

実は、リフレ政策は外国人労働者導入を前提にした議論なんですが、「一億総中流」が野党時代のリフレ派のキャッチフレーズでしたから、外国人をどうするつもりなのか?の部分の資料を熟読していないんです。貰ってたけど。リフレ派より、与謝野さんの緊縮財政派の方が力を持っていたし、高橋洋一さんの見せしめ冤罪逮捕があったから、リフレ派が主流派になる可能性はなかったんですよ。仮に、リフレ派が主流になったとしても引退した中川元自民党幹事長が中心でしたから、安倍さんがアベノミクスをやる可能性はなかったんですよ。なので、知らないんですよ、内情を。

内情を知っていたら記事にできませんよ。昔は中川事務所にも出入りしていましたが、書いたことないでしょ?政界を引退されたから書きますが、中川事務所に出入りしていましたからね。

現在進行形の話は、書けませんよ。パイプがない人の話なら書けますが、パイプがある人の話なんか書けませんよ。

ですから、最近はアベノミクスのゴールは、外国人労働者による低賃金労働じゃないかな?と思って。竹中さんも経済学者だから、人道的云々を抜きにしたら、リフレは根本的な経済対策にはならないから、何らかの構造変換を考えているはずです。そういうニュアンスの話を竹中さんと仕事をしている方から伺っていますから、こういう考え方もある。「開発途上国で貧民をやるより、日本で低賃金労働者をやった方が幸せだし、日本人も助かる」と考えているかもしれない。それが必ずしも間違いとは言えないですよ。

私は、ある地域に住む以上、例えば日本に外国人が住む以上、日本人と同等の生活水準であるべきだと考えます。ですから、外国人研修生制度という奴隷労働にも反対しています。ただ、自由主義的な経済学者の発想なら、外国人と日本人の格差は正しいんですよ。日本は左系の経済学者が中心だから、格差を嫌がりますが、近代経済学は格差を前提にしているから、グローバルな感覚だと竹中平蔵が正しい。

ケインズなら殴ると思いますけどね。しかし、ケインズはインド省の官僚なんですよ。ケインズは、英国の植民地支配の仕事をしていた高級官僚なんですよね。ですから、ケインズも英国人の失業者は心配していますが、インド人の貧困者の心配はしていないんですよね…。

これは価値観の問題だから、私はギリシア民主制は奴隷制の下にしか成り立たない制度だから、否定していますが…。本国にいるより、日本で低賃金労働した方が幸せだと言われりゃ、そうだと思いますよ。

林雄介with,you。

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