林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ヤーベ 天御中主神(検索記事)

ヤーベ 天御中主神、これは大本教の公式見解なんですが、実は、大本教は分派していて、2宗派あります。で、マガジンランドの本で解説を書くときに調べたんですが、「ヤーベと天之御中主、アラーは同一神」というのが現在の公式教義です。ただし、「出口王仁三郎さんの教義かどうかは知らない」。出口王仁三郎研究家ではないから、大まかな流れしか知らないですよ。一番、心配したのは、分派した時に教義の変更があったらどうしようと・・・。

信者ではないから、大まかには「霊界物語」やお筆先、教義本を読みましたが、分派した時に改変されていたら、ちょっと自信がないです。もう1つは、創価学会の信者数をどうするか。これも揉める数です。で、公表されていないんですよ。だいたいの宗教学者が、この程度といっている数を載せました。小さい話だと、日蓮宗だけ僧侶の養成方法を記載していないですよ。基本的に、宗教本はクレームがくるから、批判側と教団の資料、両方を比較検討してあります。特に、パウロが夢でしかキリストに会ったことがないという資料を、キリスト教側の資料から探すのは苦労しました。

キリストに兄弟がいるという説も、キリスト教の資料に書いてあったんです。基本は、教団側の人間が書いた資料で裏づけがないことは書いていないんです。問題になるから。

聖典も取り上げた宗教は、大まかには読んであります。精読はしていない新興宗教もある。キリスト教は、キリスト教の正統派(カトリックやメジャーなプロテスタントの学者の説です。)他宗教も教団側の資料と批判資料、両方を比較検討して書いてあります。一方的に、教団批判になる資料は使っていません。しかし、裁判で詐欺であると立証された法の華三法行は、名指し批判をしました。

宗教のいい悪いは判断していない。こういう教えと説ですよと。で、伝統宗教以外は、現在の教団の説を紹介しました。入門編だから。

はやし。