林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

自助論について(検索回答)

自助論は、いくつかの出版社が出しているとおもいますが、私は竹内均東大名誉教授が翻訳した「三笠文庫」のものを使っています。

ただ、自助論は、あまり面白くなく、個人的には、スマイルズの「向上心」の方が面白いと思うので、私の本で、「学問のすすめ」と「自助論」がよいと書いた部分は、「学問のすすめ」と「向上心」に変えてあります。改訂作業で、変えました。自助論も、学問のすすめも要するに、「勉強しないと貧乏になるよ。」と書いてあるだけです。結論、そんだけ。

自助論は、「自分で実学を学んで、社会福祉に頼るな、自分で働いて、金儲けしろ」というだけです。

本は、相性があって、吉川栄治、「三国志」はまだ読めるんですよ。「太平記」。ほとんど読めないですね・・・。司馬遼太郎は、マルクス史観なのか?宗教が嫌いらしくて、「坂の上の雲」で、秋山参謀が宗教研究した話をぼかしてあるんですよね。(大本に入信するも、出口王三仁郎と喧嘩して、翌年、脱会・・・。どっちも相当な、変わり者ですよ。秋山は、大本から枝分かれした神霊学会かなんかのほうで、研究していたんですよ。)

はやし。