林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

株FXトレーダーは地獄行きか(回答)

林雄介、株FXトレーダーは地獄行きか。

特定の職業が地獄に行くということは絶対にない。ちょっと、誤解をまねく書き方があったと思うんですけれど、本人の生き様次第なんです。

例えば、極端な例ですけれど、学がなくてね、家族を養うために風俗嬢をやって、誠心誠意、尽くした女性がいたとします。天国に行くんですよ。しかし、他の仕事より収入が多いとか、選択肢があって風俗を選んだ場合は、あまりいい霊界にはいかない。

選択肢の問題。職業ではないんです。
例えば、ずっと、株FX専業でやってきてね、それをやめろというのは、「宮沢賢治が父親に質屋をやめろ」といったぐらい無茶な話なんです。

博打だと微妙ですけどね、パチプロとか・・・。株とFXをやる境地。株とFXは個人的には、「機関投資家に勝てませんから、薦めはしませんよ。」しかし、専業ですでに職業になっていて、食っていけていけるのであれば、株・FXが駄目というわけではないんです。

基本的には薦めはできないです。選挙とか勝ち負けがはっきりする仕事は、精神的にきついから、「知り合いに、引退した相場師いますけどね、朝から晩まで精神的に安らがない。で、株とFXはまだ、国内ならいいんですよ、ロンドン市場もあれば、NY市場もある、24時間、精神が持つのかな?」と思うのです。剣豪の世界になっちゃうわけです。

禅の世界ですよ。戦々恐々として死ねば、やはり、戦々恐々とした世界に行くと思う。死んだことないけど。

達観しちゃって、勝ち負けでプラスになればいいぐらいの境地でやって、本人の心の中が、達観してれば問題ないですよ・・・。

個人投資家をどう位置づけるか?ですね、誰か死んだらわかりますけどね。新しい仕事だから。極端な話、博打として本人がやっているのか?仕事としてやっているのか?でも違うと思う。

私も値動きを見るために、資産価値がない程度には持ってますからね。外貨はやめましたけど。自分の口座で動きがないと実感として数字が理解できないから。ヘッジファンドは職業ですよね?じゃあ、デイトレダーっていうのは職業なのか?。職業として、成り立てばいいんじゃないですか?

金融も難しくて、キリスト教は金融は禁止していたから、ユダヤ人が儲けたわけですけど。金融なくすと経済止りますしね。

株・FXというより、金融の一部門として考え、職業として、科学的に成り立てば金融じゃないですかね。運に左右されると博打になっちゃうんですが、経済分析でやると。しかし、経済学者で破産した人が多いですから、経済できるのかな?と思うのです。

職業として成り立てば問題ないです。
株・FXが専業で成り立つのであれば、問題ないんじゃないですか?

逆に、パチプロって、精神的に持つのかな?プロのばくち打ちが地獄に行くわけでもないですしね・・・。やくざでも世のため、人のためにやくざをやれば、そんなのいるかどうかは知りませんよ、天国行きますしね。

世の中のためになるか?人のためになるか?本人の心の中が、どうか?が1つの判断基準ですから、職業そのものは関係ないです。
心の持ち方と善用できるか?どうかだけなので。

心の持ち方が清らかで、善用してれば、ソープ嬢でも天国行きますよ。
心の持ち方が欲望まみれで、悪用していれば、天台座主でも地獄に行きますよ。

覚せい剤の密売人とか、武器商人になるとちょっとなんともいえませんが、「ノーベル」結果的に武器商人でしたからね。ダイナマイトが武器に使われてしまったから。「あんまり、世のため、人のために覚せい剤の密売人ってやらないと思うんですよ。」ちょっと、例が浮かばないです。

地獄は出れますから、あまり気にしすぎないほうがいいです。落ちたら、反省すればいいと。死なきゃわからないし・・・。

はやし。