林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介、素鵞社、livedoor(検索回答)

林雄介、素鵞社、livedoor

出雲神社のパワースポットらしいです。本殿の奥にあるようですが、「行かない方」がいいです。お砂取りができるそうですが、「もれなく出雲大社のご眷属の白蛇さんがついてきます・・・」。ご眷属の白蛇なので、邪神ではありませんが、「やめた方がいいです。」

というか、「勝手に砂」とか「水」を持って帰るのは、かなり危険です。
三峰神社に、「大口真神」という(狼のご眷属)を1年間お借りする、ご眷属拝借という祈祷があって、本殿で3千円~5千円の祈祷料が必要です。

神社で正式に祈祷して、「レンタルしてきた眷属」は三峰神社なら、三峰神社が責任を持って、レンタル期間後に回収します。

お水取りは、本殿で祈祷して、「お水取りをさせて頂きますので、500ミリLほど、どこどこの湧き水をいただきますので」と許可を取って下さい。どうしても欲しけりゃ。

お砂とりは、やめてください。神社がお守りとして「ご神砂」等を売っている場合を除き、個人レベルでやるのは危険です。(間違っていた場合、売った神社が祟られる。)

ご眷属というのは、神社の神様の命令で動くものです。ご眷属そのものを参拝者が動かすことはできません。また、勝手に霊能者がご眷属を使うと、「神社」をクビになり、帰る場所がなくなるので、持ってきた人や家に取り付きます。(神社の祭神の許可なく、ご眷属が守護することは犯罪です。)三峰の大口真神でも、勝手に参拝者が持っていったら、「神社が潰れますよ。祈祷料収入がなくなるから。神社がなくなったら、三峰の山の野良狼となり、そのうちご眷属だったことも忘れ、1千年ぐらいすれば妖怪になります。」

祭神が監督していない眷族は、妖怪、邪神と同じです。
江ノ島神社の龍神ももと、悪龍ですが、改心して神社のご眷属となった龍神です。改心というより、祭神の監督下におかれ、正しい眷属になったということです。

ご眷属は、どんなに力があっても、神ではないので、「過去、現在、未来」を見ることはできません。多少、現実界の近い未来予知ができるぐらいです。眷属の守護は長期的には、人間を不幸にすることもあるのです。ですから、祭神が「前世、現世、来世」を知り長期的観点から、ご眷属にどのように「守護すべきか」を指示するのです。

お砂取りやお水取りは、「祭神の許可がない、眷属をつれてきてしまうことがあるので、非常に危険なのです。」

素鵞社の神様を借りたかったら、「出雲大社の本殿で、祈祷している最中に、最近、パワースポットというのが流行でございまして、出雲大社の素鵞社様もスサノオということになっておりますけど、パワースポットとして有名でございまして、邪神でなく正しい神であられるなら、その功徳も一緒にいただけますか?」と祈祷中に祈れば、邪神ではなければ功徳を、真心相応にわけてくださいます。また、必要があれば、ご眷属を派遣してくれます。パワースポットの大原則は、「祭神に祈祷中に、頼む。パワースポットとして、有名で、恋愛成就にものすごいご利益があるそうですが、いき遅れまして、もう、本当に神頼みしかありません、婚活もしますけど、割とかなり切羽詰って、わざわざ5万円かけて東京から飛行機でお参りにまいりました。本日、ホテルに宿泊しておりますので、明日もまたご祈祷にお伺いし、、その後、東京に戻りますけれど、わりと相当、切実です。もちろん、観光のついでに参拝させていただいたのではなく、出雲大社にお参りだけに来たので、また明日お伺いします。なにとぞ、なにとぞ。」

神社は、半日単位で祈ってればいいですよ。で、また翌日、祈祷して、「本来でしたら、1ヶ月ほど滞在して、聞いてくださるまで、祈り続けたいのですが、仕事がありますので帰りますが、私の手取りは20万でございます。今回の旅費の10万は大変、厳しいものでございました。しかし、この素晴らしい出雲大社様に参拝させて頂き、国創りせる大国主の大神様、また、大海原をしめしめすスサノオの大神様にご参拝させて頂き。大変、幸せでございます。ところで、遅れましたが、式年遷宮、おめでとうございます。宮司も皇室とご結婚おめでとうございます。そういう素晴らしいご縁をお結びいただけますようによろしく、よろしくお願いいたします。ところで、本来でしたら、毎月、お参りにお伺いしたいのですが、手取りが20万でございまして、食費や遊楽費を切り詰めて、ご祈祷代を捻出させていただきました。快くお受け取りください。また、参拝させていただきますが、また、参拝させていただけるようにお給料をあげていただけると、本当に助かります。さて、しつこいようですが」

神社なんですけどね、大分県で宇佐八幡と宗像大社にいって、市長に会うので、温泉をめぐってきたんですが、やはり全く神様、動きませんでしたよ。観光とセットで神社参拝なんかしたら駄目です。宇佐八幡なら宇佐八幡だけにいって、半日ぐらい祈って、翌日、宗像大社なら大社にいって半日ぐらい祈って、それで「聞いてくれるか?どうか」ですから。

神様が覚えるまでに、神社の祈祷の受付の人が覚える。毎日、この人、祈祷に来るなあと思って、神社の受付の神職や巫女が覚えますよ。受付の人が顔を覚えたというのが、「神社のご祭神が顔を覚えはじめた」という1つの目安です。「神社の神職とか受付の人が顔を覚えてなかったら、神様、覚えてませんから。毎朝、お参りに行ったら、巫女さんとか守衛さんに顔を覚えられますよ。で、「ご熱心ですねえ」といわれます。そのレベルまでいってはじめて、「神様が顔を覚えようかな?」という気になります。

そんな簡単に、覚えませんよ、参拝客が多いから。

はやし。