林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

ネトウヨと在日・・・。宇宙の絶対真理。

私は、ネトウヨで、在日らしいです。しかし、検索をかけて「このブログ」来た人、嫌だろうなあ・・・。

ネット世論と、本の実売って無関係なんですよ・・・。さすがに、「嫌韓論」とか「共産主義国の作り方」とか書けば別でしょうが・・・。

時事本は、「続かない。」ですから、時事本は書かないことにしています。

ギリシアもそうですが、いまさらドイツに戦時賠償金を払えと言い出したんですよね・・・。他の国から、「アレキサンダー大王時代」の戦時賠償金の請求をギリシアにすべきというネタになっていますよね・・・。

道義的責任だと、「アリストテレスのせいで、異端審問にかけられた人の責任って、ギリシア人が負えるの?」。ISもつきつめると、ギリシアのせいだけど・・・(イスラム教キリスト教解釈はギリシア哲学とアリストテレスがベースになっており、ムハンマドやキリスト自身の教えが、ギリシア哲学で魔改造され、その結果が異端審問やIS)。

歴史というのは、時間の連続だから、区切ることはできない。また、価値観や文化も違うから、ある時代の正義を普遍的な正義にすること自体が、根源的な間違いなんですよ。

釈迦が、「諸行無常諸法無我」の教えを残した究極の理由はそれ。インドの時代背景があって、説いた教えを原理主義で原典通りに実行されると弊害しかないから。アラーの「絶対に、お告げの内容を文字に残すな」というお告げも、原理主義に対する警鐘。ムハンマドの死後、コーランが作られたが、生前、コーランムハンマドが否定することで、原理主義を最終的に解消しようとした。アラーは、イスラム教の過激化を予知していたから、将来的にイスラム教と他宗教が融和できるように、「ムハンマドに文章を残させなかった。キリストに聖書をヤーベが書かせなかったのも同じ理由。開祖の原典を残されると、宗教対立の原因になる。仏教は、難易度が高くて、インドでは残せなかった。現在の仏教は、老荘思想と仏教がミックスされたもの。厄介なことに、老荘思想も仏教以上に難解・・・。キリストとムハンマドに該当するのは、老子ではなく、孔子。」

正義というのは、ある程度は普遍的なんですが、論語でも老子でも時代的背景を考えれば、「無視」すべき点も多いんです。アリストテレスが、「天動説」を主張したから、アリステレスの他の主張、「鉄と羽」を同時に落とせば、鉄の方がはやく落ちる。という主張をくつがえすために、ガリレオはピサの斜塔から鉄球を転がす公開実験をやったんですよ。

地球が太陽のまわりを、まわっていることを理解させるのが難しいから、「アリストテレス」の主張の中で、「科学的に間違っていることを具体的に証明していったんです。」

アリストテレスは、ギリシアの池上彰みたいなもんだから、「かなり間違いも多い。」半分ぐらいは、古典でも間違っていますよ。孫子を学ぶ系の本なんか読むべきではない。孫子自体に間違いがあるから。

ドラッガーもかなり、間違いが多い。私が言っていることも、普遍性を持つのは10%もないと思いますよ。今の時代のベターではあるけれど、私の死後は、時代背景が変わるから、1千年たったら、10%ぐらいは正しいけど、残りは間違っていますよ。あと、私の話を正しく解釈できる人間は、私以外、存在しない。後世でてきても、すべてニセモノですから。

おかしな影響力を持っちゃったら、次、別の名前で生まれ変わってきた時に、ダメだししておきます。アリストテレスも、生まれ変わって、ダメだししてると思うんですけどね・・・。こういうのって難しくて、キリストをイスラム陣営に生まれ変わらせて、ムハンマドをキリスト陣営に生まれ変わらせて、宗教融合させようとしても、殺させると思うんですよ、世界宗教の開祖の生まれ変わりでも・・・。孔子が生まれ変わってきて、儒教否定しても聞かないでしょうね・・・。「死んでから、ブランド」って怖いですよ。

私が在命中でも、勝手な解釈をする人がいるから、死んだら、めちゃくちゃな解釈をするでしょうね・・・。注意書きを大量につけても・・・。

ですから、「諸法無我、所行無常」で、「時代時代のベターはあっても、絶対的な真理なんかない」といってるんですけどね。

絶対的な真理は、「人間には不可知」だと定義した方がいいのかもしれませんが・・・。器分の真理しかないから、「最終解脱」みたいなことはありえない。神というのは、宇宙と同じように拡大、発展し続けていくから、絶対真理と一体となることは、人間にはできないし、神にも仏にもできないですよ。絶対真理の一部が神や仏ではあっても、そのものではないから。

はやし。