指は怪我してますが、久しぶりに回答しましょう。
前財務次官の香川さんですが、田中一穂財務次官と同期です。その前の木下次官も同期です。
木下さんが本命だったんです。で、田中事務次官は、安倍一次内閣の首相秘書官なんです。そして、自民党が下野した後も、安倍首相周辺とは親しかったんですね。特に、病気で引きづりおろされる形になった安倍首相を支えた一人なんです。そのことを安倍首相が非常に感謝していて、「なんとか事務次官にしたい。そういう思いがあった。」しかし、木下さんが次官になって、退官の可能性があった。もう１つは、香川さんか田中さん、３人同期次官という異例の人事なんですが、財務省は香川さん支持が多かった。そして、香川さんは病気だったんです。田中さんの次だと就任できない可能性があったから、先に香川さんに田中次官が譲ったという説が流れていますが、香川さん健康不安説はずっと流れていましたから、「譲ったんでしょうね・・・」。
問題は、安倍首相も安保法か消費税増税で辞任する可能性が高いんです・・・。安倍首相が罹患している潰瘍性大腸炎は、大腸がんに進行する確率が５０％ある病気です。潰瘍性大腸炎は、罹患年数が伸びれば、大腸がんを併発するんです。ですから、安保法を今国会で強行採決した理由は、首相が辞任せざるを得ない健康不安を抱え続けているからです・・・。怖いのは、消費税増税と同時に、安倍首相と財務次官が引責辞任・・・。財務省も下がいますから、２年も３年も事務次官をやれない。そうすると、田中次官の任期は１年。下手したら、来年の冒頭国会で増税を決めて、首相と同時退陣する可能性もあるんじゃないかと思いますよ・・・。
短期任期の事務次官に増税を乱発させて、同期で半年から１年で事務次官を交替していくという「大技」の前例にならなきゃいいんですけどね・・・。
はやし。
