林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

みぞうゆう。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

未曾有。麻生首相の誤読事件、結局、犯人わからなかったんですよね…。

首相が、未曾有を読めない可能性があることは首相官邸でチェックすることです。ルビをうつとバカにしてるのか?と思われるから、難読漢字を使わない。

過去の麻生太郎の国会答弁から、使ったことがある漢字しか使っていないから、首相が答弁読み間違いというのは、あり得ない大事件といえます。

大臣答弁は、そこまでチェックしないんだけど首相答弁は、そもそも答弁用紙が違うから、法律並みにチェックしてあるんですよ。

首相が、難読漢字を読めない可能性がある場合、全省庁に首相官邸から、難読漢字の使用禁止の通達がいく。首相秘書官は事務次官並みに出世するから、首相に「みぞうゆう」の誤読を防げなかった官僚を事務次官にして役所を任せることはできないから、出世できなくなりますよ。

可能性として考えられるのは、過去の麻生太郎の発言で誤読がなかった場合、麻生太郎さんというのは、経営者としても、団体のトップでも、まわりに頭がいい人間しかおいていないから、難読漢字を読めないという情報が首相官邸に伝わっていなかった可能性が高いわけです。

麻生太郎は皇族と親戚ですから、恥をかかせないように常に優秀な人間をまわりがおかせていたわけです。過去の発言で、ルビがあったかどうか知らないんですが、多分、未曾有を読めたんですよ。

政治家が頭が悪い可能性は、大臣答弁でも考慮して作るんです。官僚が観察して、東大出てるとか、官僚出身の政治家以外は、答弁ミス、特に恥になるような、漢字の誤読が一番、官僚側も怖いから、基礎学力の確認しますよ…。

大臣の基礎学力が低くても、読める答弁を作るのが官僚の仕事ですから。で、バカにしてるなと思われたら、大変なことになるから、気持ちよくバカに仕事してもらうヨイショという大事な仕事があるんですよ。幹部の仕事は政治家のヨイショ。

官僚はコミュ力、正確には政治家にゴマをすってヨイショする能力がない人間は局長より上は無理。課長より上は、政治家にゴマする能力、財務省おだてて予算貰ってくる能力、財務省をおだててもダメなら族議員にヨイショして、与党から財務省を脅して貰う能力、そういう東大では教えたくないことができる人しか幹部になれないですよ。

官僚の仕事の9割はヨイショ。1割が、事務仕事。

法案作るのなんか、誰でもできますよ。大臣や族議員の気が変わったら法案出せないんですよ。野党がゴネて委員会ボイコットされても法案潰れますよ。与野党まんべんなくゴマするわけ。

野党の族議員に頭下げて、ボイコットする法案を他省庁のものにしてもらうんですよ。内閣不信任案もタイミングによっては法案が潰れるから、会期末にだしてもらうんですよ。

民主党は一回、与党をやったから、官僚の邪魔するより、自分のテリトリーは官僚に協力した方が地元や支援業界に予算がいくと学習したから、官僚の邪魔しないでしょ?。与党で協力的な議員に一番予算がいくんですよ。次が野党で協力的な議員、次が与党で非協力的な議員。野党で非協力的な議員だけには予算を流しませんからね。

小泉純一郎も厚生族議員だから、厚生省関係は首相時代も嫌がらせしていませんよ(厚生省関係の票や献金がある)。

林雄介with,you。