林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

10月4日「読者がいるから作家でいられる、相手にあわせて話す方法」

本を書いている時は、いつも思うのですが、本を買ってくれる読者がいるので作家でいられるのです。

私が優秀かどうかはわかりません。

例えば、ソクラテスは、著作を残していません。これは、ソクラテスが、人の理解度は異なるので、理解度に応じて、人に教えを説いていたからです。

本当は、ソクラテスのように相手にあわせて話した方がいいのです。しかし、そうすると何万円も払わなければ私と話せなくなります。また、希望者全員と話すのは無理でしょう。

ですから、ベストな方法ではないのですが、まとめて文字でお伝えした方がいいと思っています。

本当は、講演も得意ではありません。人によって興味内容、理解度が違うから、まとめて話すと理解できる人と、出来ない人の差が出てしまうからです。

なかなか、難しいことだと思っています。

林雄介