林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

10月5日「好かれることと嫌われることを混同しない」

人に好かれることをコミュ力本では推奨しています。

しかし、本当は大多数の人にとっては、「好かれることより、嫌われないこと」の方が大事なのです。

例えば、嫁姑のいざこざがあったとして、好かれることは感情的にも難しいと思います。

過度に相手に嫌われなければ、いざこざは起こらないのです。

さらに、どちらかの配偶者の家族と同居すれば必ずいざこざが起こります。

夫にとっての親は、妻にとっては他人です。妻の親は夫にとっては、他人です。

それがわからない人がいるのです。他人同士で暮らせば、必ずもめるのです。

つまり、無理やり仲良くしたり、同居するより、同居しない方法を模索すべきなのです。

努力の方向性が間違っている相談が多くあります。妻と夫の母親を仲良くさせる方法なんかありません。

喧嘩させないように遠ざけるのです。それがわからないお花畑な夫がいるのが問題なのです。

林雄介