私は臆病で小心者なので仕事はこちらから、進行具合は聞きません。
例えば、8月16日に原稿を送ったときに新刊のコラムの文字数を教えてくださいと手紙をいれましたが、返事はありませんでした。私は人見知りしますから、一回、送ったら何回も聞かない。これは、私と仕事するときの怖いところ。私から催促しない。
他人に迷惑がかかるなら聞きますが、最悪、林雄介の本がでないだけです。自分のことは内気です
で、まあ、仕方がないのでしょうが、大人の事情で書けませんが、私が一番、怒るようなことをしたんです、事後報告で。今回、スタッフははじめての方々だから何回も打ち合わせをしています。
打ち合わせなんか何回もしない。これははじめてのスタッフだからあえて時間をとって直接、私が話をしたんです。
本は究極の信用商売です。口約束で執筆するから。
信頼関係がなければ本なんか書けないし作れません。
私は文章をいじられるのは好きではない。で、好き嫌い以前に編集能力をみる。打ち合わせに参加していない人が私の文章をいじったら滅茶苦茶になる。
紙だけのやりとりですむなら、わざわざ直接、話をする必要がないでしょう?
わざわざ打ち合わせを何回もいれたのは打ち合わせに参加しなかったら編集できないと判断したからです。
微妙なニュアンスが多いから流し作業でネットや辞書を参考に私の原稿を直せない。全部、フリーハンドで書いているから参考文献もないし頭の中にある。
何年もかけて読んだり体験したことを文章にしている。
特定の参考文献やネットみて書いてないから、他の本みたいに手直しを誰でもできると考えるのは傲慢です。
なんで、何回も打ち合わせで、私の本はライターが種本にできないですよと言ったのか?自慢でいわないですよ。本当に、ライターがいじったら滅茶苦茶になるからいってるんです。