林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

電力使用制限令は、原発利権と東電保護のための根拠がないプロバガンダ。後編。o(^▽^)o

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

最初にお断りしておきますが、経済産業省東京電力にも当然、林雄介の読者がいます。ですから、東京電力経済産業省を攻撃したり批判する気は毛頭ありません。関係者ならよくご存知のように、ブログに書いているうちはまだ敵意がないのです。本当に敵意がわけば、話題にすら取り上げなくなるのです。

それはさておき、東京電力等が原発の必要性と東電を守るための節電や計画停電を行うことは3つの間違いがあります。1つ目は、電力使用量を増やすために行ったオール電化のお金持ち様に対する道義的、責任です。

2つ目は、東京電力が強調するように東京電力営利企業でありながら極めて公共性が高い企業です。正々堂々と原発は必要キャンペーンをやるのは構いません。しかし、その手段として節電や計画停電で、東京電力の利益追求のために他の企業等の利潤を損ない倒産させることもありえるということです。ですから、世論操作のために電力使用制限令や節電15%を行うべきではないのです。特に真面目な善人はバカ真面目に節電し、熱中症で死者がでたり、被害者が出た場合に東京電力原発利権議員は大罪を犯すことになります。

最後に、計画停電を実行した場合、天皇陛下が自発的に電気を使わない自主的な計画停電を高い確率で実行される可能性があります。この場合、東京電力は責任をとれますか?。陛下は前回の計画停電の際も蝋燭で生活をされました。皇居の生活空間、すなわち天皇陛下の居住区域は宮内庁の節電対象外ですが陛下が自発的にエアコンを前回同様に計画停電のグループ1と同じ時間に皇居の陛下の居住区域のエアコンと照明を消された場合、東京電力国賊に認定されますが、大丈夫ですか?。一営利企業天皇陛下に節電を自発的ではあるとはいえ、自分たちの利益のために不必要な節電を実行させることが日本人として許されるのでしょうか?。

皆さんが考えている以上に、東京電力は電力供給が可能です。私は即時原発全廃には賛成しません。順番に自然エネルギーに代替させればよいのです。

林雄介with,you。

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