林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

なぜ、日本人は責任を取りたがらないのか?。(=^▽^=)

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さて、日本人はなぜ責任を取りたがらないか?別に、日本人じゃなくても責任は取りたがらないはずですが、日本人は責任を取るのを潔いと考えますね。これは武士道の泰平の世の価値観です。戦国時代でも、負けても逃げたり出家したりしてリベンジするのが当たり前でした。日本も日清戦争で三国干渉を受けて、日露戦争でリベンジしたわけです。
捕虜になるなら、死ぬというのは例えば、源平合戦で潔く平家の武者が死んでいますが、逃げた平家の落ち武者もいますよ。潔く死ぬのは平家の世襲のお坊ちゃん武士ですよ。源頼朝は捕虜からリベンジして平家を打倒したわけです。武士道は、特に徳川家康が人質から天下平定をしたから、リベンジの価値観を徹底否定して切腹したらお家は安泰にしたわけです。赤穂浪士が怒ったのも、浅野内匠頭切腹したら普通は赤穂藩は潰さないんです。トカゲの尻尾切りのルーツが連座制を免除する代わりに潔く個人が切腹するというお家、組織第一主義になったわけです。しかし、明治維新でも榎本武揚土方歳三も北海道の五稜郭にいって最後まで戦ったわけですよ。これ、切腹と同じことですよ、徳川慶喜切腹したら江戸幕府を潰さないと言われたら慶喜公は切腹したかもしれませんよ。

潔く責任をとるって、泰平の世のお坊ちゃん、お嬢ちゃんの価値観ですよ。しぶとく粘らなきゃダメですよ。諦めたらだめですよ。私には菅さんが総理でいることがベターかどうかわかりませんが、あれくらい粘るしぶとさがなかったら、競争社会で淘汰されますよ。善悪抜きにして、あのしぶとさを見習って自分も幸せ、他人も幸せ、みんな幸せな社会を作っていかないといけません。菅直人もあのしぶとさで受験を頑張ったら東大に行けたでしょう。しかし、市民運動をやって落選しても何回でも出馬して、根性ありますね。唯一神又吉イエスさんなんかもっと根性ありますね。海江田万里与謝野馨の選挙区だから、又吉イエスさん、当選するかもしれませんよ。ネ申が国会に降臨するかもしれませんよ。

林雄介with,you。
ネ申絶賛。
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「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。



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