いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o
なぜ、上杉謙信や武田信玄が天下統一できなくて、織田信長が天下統一できたかなんですね。
結論から言えば時代にあった大義に織田信長が合致したからです。織田信長の大義は、「地獄に落ちても、天下統一し統一日本を作ること」です。織田信長は無神論者ではないですよ、無神論者ではなくて多分、神はいるだろうけれど、「天下統一のために地獄に行ってもいい」と言っているわけです。武田信玄は、僧侶ですよ、これは藤原道長や平清盛、源頼朝と同じで、「悪いこともしますけど、何とか極楽に」と言っているわけです。武田信玄が地獄に落ちても天下統一する覚悟があれば天下統一できたでしょう。
上杉謙信だと、比叡山や石山本願寺の焼き討ちをできないんですよ。上杉謙信は、宗教家だから。比叡山と本願寺、宗教勢力を力で徹底鎮圧しないと統一日本は作れないんですよ、当時は。上杉謙信に天下統一をやらせなかったのは、上杉謙信だと宗教勢力を鎮圧できないからです。いつも、言うように時代に必要な人間が必ず生まれてきます。じゃあ、戦国時代の平定は織田信長と豊臣秀吉と徳川家康の仕事とするなら、なぜ、上杉謙信や武田信玄が生まれてきたのか?。上杉謙信は、戦国時代にあって誠の道を貫くにはどうしたらいいか?というテーマで生まれてきたと思うんですね。今は、経済戦争をしています。きれい事だけで、やりきれないわけです。戦国時代に善人が戦国大名として出てきたのが上杉謙信ですね。善人が戦争しているわけです。楠木正成、王陽明、マルクス・アウレリヌス、諸葛孔明みんな善人が戦争して苦悩している。これは、現代人の一つの生き方、生き様のモデルになる。そして、現代は織田信長ではなく、上杉謙信が天下統一できる可能性ができてきたんですね。そういう意味では、いい時代になったんです。
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