林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

本当のバカとは。o(^▽^)o史記、混沌、諸葛孔明。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーな作家の林雄介です。o(^▽^)o

バカの定義もいろいろあります。秦の始皇帝の死後、趙高が独裁政治を行ったんですね。で、始皇帝の息子の皇帝が傀儡であることを知らせるために、鹿の絵を馬の絵と言い切って、「あれは鹿です」と言った家臣団は皆殺しにしたと。鹿と馬が逆だったかもしれませんが。

まず、始皇帝の息子の皇帝、バカです。こういう状況になるまで、政情把握を出来なかったからバカですね。
次に、政敵を抹殺しようとしている趙高の罠にはまって空気を読めなかった家臣団、バカですね。

次にこんな状況になった秦から離脱しなかった家臣団、バカですね。

次に、家臣団を殺して秦帝国を滅亡に導いた趙高、バカですね。

こういう状態を、星野ルリさん(ナデシコ)は「みーんなバカ、バカばっかり」と仰っています。

さて、荘子の混沌、教科書に漢文でありましたね。目も耳も口もない混沌に、目や耳や口をつけて、混沌、曖昧なものを明確にしたら混沌さんが死にましたと。これは、老荘思想が考えるバカの定義です。

儒教的なバカは、ロジカルじゃない人、史記の秦の馬鹿の話が儒教的なバカの定義でしょう。

老荘思想だと、混沌さんがバカの定義ですね、ロジカルにやるなと。老荘思想の人だと馬か鹿かの時に、「カバ」でございますと言ったかもしれません。私なら、「麒麟」でございますと言うでしょう。麒麟でございます。麒麟は、貴瑞なれば新皇帝を望んでおりまする。ちょう高様を新皇帝に万歳。で、ちょう高を殺して、トリカブトにつけて、敵軍の項羽に献上しますね。項羽は、戦闘で切り傷がありますから、トリカブト漬けの生首を持ったら死にますから。毒づけにしておく。蛇の毒とか血液毒ですね。こっちは切り傷がないから。項羽は切り傷がありますから。

ところで、項羽と劉邦劉邦が勝って、忠臣皆殺し、これを読んで徳川家康が幕府を作ったんですね。劉備劉邦の子孫ですよ。初代皇帝がろくでもないやり方で漢を作ったから漢は滅亡したんです。
国滅ぶとは、そういうことです。ですから、諸葛孔明が歴史を知らないわけがありませんから、孔明も大義はないんですよ。劉邦があくどい方法で漢を作ったから、漢がなくなったから劉備は皇帝の資格はないんですよ。天の理で、漢滅亡なんだから。

まあ、寒いですけど桜は綺麗と。

林雄介with,you。

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