林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

呪い殺せるかどうかを具体的に検証。(=^▽^=)悪人は長生き。

いつもありがとうございます。元官僚で開運アドバイザーな作家の林雄介です。(=^▽^=)

呪い殺せるかなあ?と思いましてね。平安時代なんかに呪殺の嫌疑をかけられたりする人がいるんですね、主に政争なんですが。

呪われていそうな人の寿命一覧表です(一二年前後します)藤原鎌足55才、藤原良房68才、藤原基経55才、藤原実頼安和の変源高明を失脚させた人)70才、藤原道長61才、藤原頼通82才(道長の息子)、平清盛63才、源頼朝52才、北条時政77才、北条泰時59才、足利尊氏53才(楠木正成45才、後醍醐天皇51才)、徳川家康74才、豊臣秀吉61才、山縣有朋84才。

一方、鎌倉時代に承久の乱が起こって自発的に土佐に配流された土御門上皇(乱と無関係の超善人)36才、平清盛時代に末代の賢王(山川は王を使っています。)と言われた堀河天皇様28才。白河上皇76才(タフマンの人)、承久の乱あとに帝だった仲恭天皇様16才。

ですから、明らかに呪いをかけられていそうな人が長生きで、土御門上皇とか堀河天皇様、短命ですよ。土御門上皇承久の乱と無関係なのになぜか配流されたんですね、幕府も困って配流先に館を建てたそうです、超善人36才。白河上皇が悪人とはいいませんが、同時代の堀河天皇28才。

藤原道長61才。政敵を蹴落としたり藤原摂関家と幕府を開いた人達が一番、敵が多いはずなんですね。明らかに当時の平均寿命より長生きしています。

藤原良房68才、道長の息子82才。源高明を失脚させた藤原実頼70才。北条時政77才(初代執権)。徳川家康74才。

ふと呪殺が可能なら一番、恨まれていそうな政敵を失脚させたり、幕府を開いたり、そういう人の寿命を調べたら長生きしているんですよ。
逆にどういう人が呪いをかけるかな?と思ったんですよ。文句があったら、殺したらいいんですよ。大化の改新でも、承久の乱でも、そうしているわけです。

つまり、直接、殺しにいく根性がない人が呪いをかけるんだろうなあと思ったんですね。で、頼まれた僧侶も3万円で半日とか、ビジネスライクな世界だと思うんですね。

悪人は、明確なビジョンと強い意志力がありますよ、この場合、日本を牛耳ること。ですから、意志力が念力ですから、根性なしが呪いをかけても無理です。
道長も健康ではないから、皆さん、具合は多少悪くなりながら、日本を牛耳っていたと思うんですね。

冷静に考えたら、殺されるのを覚悟で暗殺したらいいんですよ。それをする根性なしが呪殺を頼むわけですよ。

呪殺なんかできないですよ。自分の命と引き替えに殺したいと思ったら殺されるのを覚悟で暗殺を企てたり、反乱を起こしますよ。

平将門、敗死後に首が飛んだんですよ。負けましたが、やはり善悪を抜きにして根性があります。菅原道真、死んだ後に御所に雷のピンポイント爆撃、根性があります。

敵が多そうな悪人、特に国を牛耳っていた人、みんな長生きですよ。

多分、呪いをかけられてはいたと思いますよ。政敵排除が徹底しているから、しかし、平均寿命よりはるかに長生きですよ。


林雄介with,you。

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