林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

民主党、公明党、他省庁や自治体が財務省人事を検索する中、財務省は「農林水産省、キャバクラ」で検索。

いつもありがとうございます。林雄介です。

公明党本部(たまにブログ検索あり)、民主党本部、自民党本部やゼネコン、公益法人、他省庁が真砂靖財務次官や香川官房長、木下主計局長の経歴を検索しまくっている中、財務省本省は「農林水産省、キャバクラ」で検索しています。
謝っちゃった方がいいと思います、財務省に。

木下主計局長、香川官房長、真砂靖財務次官の検索がかかりまくっています。本省もありますが、自治体とゼネコンが多いです。

要するに、予算がつくか戦々恐々としているわけです。真砂靖次官は勝栄二郎前財務次官と同じようなご経歴なので、マイナスシーリングだと思いますが…。木下主計局長は銀行畑がやや長く、香川官房長は主計畑がメインです。これ本にもか書きましたが、主税局は税法がややこしいから本流の人たちというか上級職がそもそも行きたがらないと財務省の同期が言っていました。
で、最近の幹部は一回は主税局に行っていますよ。

真砂靖財務次官は本流だから、極端に方針変更はないと思いますが…。民主党のバカなばらまきはさすがに止めると思いますが、財務省が予算を決めていませんからね。財務省は予算原案を作り、内閣が予算案を決めて(普通は財務原案のまま)、国会で予算は決めるんです。財務省が緊縮財政をやりたくても、国会や内閣がばらまきをやるから、ばらまきは財務省でも止めれませんよ。財務次官にそんな力ない。日本で一番力と権力がある公務員の頂点に君臨するのが財務省というだけで、財務大臣内閣総理大臣の方が力があります。決定権は政治家にあるから。安住財務大臣であっても、大臣が予算原案に反対したら予算原案は出せませんよ。問題は大臣が予算原案を理解できないクオリティであるということです。官僚に力があるんじゃなくて、官僚の原案を理解できない政治家の能力と知的水準の低さに問題があるのです。

林雄介with,you。

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