林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

橋下徹大阪市長の、ジャンケンで維新とみんなの党の候補者を選ぶ発言。古代ギリシアはくじ引き。

いつもありがとうございます。林雄介です。

公職選挙法って、完全に得票数が同数の場合、くじ引きで当選者を選びます。

古代ギリシアでは、政治家は市民の中からくじ引きで選ばれました。

AKB48も、ジャンケンで選抜をたまに行っています。システムは知りませんが。

ですから、もう、国会議員は、くじ引きとかジャンケンとか裁判員制度みたいに有権者からランダムに選べばいいんじゃないですか?。

大阪市長も、もう一回、ジャンケンで選び直したらいい。というか、大阪市役所は昇進をジャンケンで決めるのか?。

もう、滅茶苦茶ですよ。

この人、一応、弁護士だったんですよね?。何の仕事をしていたのか、怖いです。

裁判で、ジャンケンでじゃあ、被告と原告で勝負して決めましょうよ、みたいな。結局、法廷弁護士ではなくて、生粋の示談屋、インテリやくざなんですよ。インテリやくざというジャンル分けだと「元官僚の作家」も同じジャンルの職業ですから、批判はしませんけれど。

ジャンケンで決めるなら、選挙しなくていいと思うんですね。議会民主主義を根底から否定している人間が政治家をやるのはどうかと思います。

私は、政治家を選ぶのは国民だから、格差をなくして、教育水準をあげて、国民の知的水準を上げ続ける必要があると提言しています。これが、学問立国です。しかし、大前提は議会民主主義と国民主権と国民総中流再びという理念があっての提言です。

その提言者である私は、金銭欲や権力欲、そういうものに対して潔癖である必要がありますから、政治関係の仕事は1銭たりとも受け取っていません。しかし、個人レベルでいえば、億単位で請求すべき仕事だと思っています。お金か権力で人間がおかしくなるから、節制しているのです。

もう、衆議院は、くじ引きにした方がいいと思いますよ。あと、何回、選挙をしても選ぶ側の知的水準の平均値が当選してくる。政治を変えるには政治家を変えても変わらない。国民の知的水準をあげないと社会の改善は不可能です。格差が固定化されたら、国民の知的水準の改善なんかできないですよ。もう、手遅れかもしれない。
オバマはタレント。アメリカは格差社会だから、民主主義は正常に機能していませんよ。

林雄介with,you。

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