林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

自己PR、登山、配分ペース?

検索キーワードね。三題噺化してきましたね。今日は、アメブロもSEESAAも独自記事ばかりです。
SNS化しそうで怖いですけどね。まあ、答えましょう。

これね、質問者だけ見ればいいと思いますけれども、マラソンでも同じことが言えますよ。
たぶん、大学で登山をしていたから仕事上でペース配分が上手くできますということでしょう?

これ、でもマラソンでも、人形劇の練習でも雄弁会でも何でも「ペース配分」の話はできますよ。

ペース配分が上手いというのは、普遍性があるようでないんです。

仕事で、ペース配分ができるのと登山でペース配分ができるのは別次元ですよ、別次元。

私が面接官なら、あるいはまた私の読者ならね、こう切り替えしますね。

「事務仕事の上手い人が、事務仕事の天才がいたとしよう。ある日、配置転換で、現場の工場で働くことになった。事務仕事のペース配分で、現場の工場のペース配分が上手く行くと思う?」

返し方もありますよ。
「大変、恐縮で申し上げにくいことなんですが、御社は適材適所での人員配置はないんでしょうか?」
→「適材適所はないからいわないほうがいい。次の本で書きましたけどね、適材適所の人事配置なんかないから。」
真顔でね、「大変、恐縮で申し上げにくいんですが、御社、危ないんでしょうか?」
これは、相手が笑えばOK。
これ人事の切り返し方がありますね。
→「そうなんだよ、だから、あなたを雇用する余裕がないんだ。ごめんね。」

マニュアルに頼らない方がいいですね。
採用されるコツは1つしかないんですよ。
相性がいい会社。相性がいい役所。

恋愛と人事は同じで、相性があるんですよ。研修も熊本ね、くまもんがありますよ。私が行くまでメジャーじゃなかったけど。大分県ね、各自治体が萌えキャラ持ってますよ。変な自治体でしょう?だから、私を呼ぶわけです。

農水省もサーチがかかっていますから書きますが、変な省庁ですよ。ぎょうせい、ナツメ社、日本文芸社、変な出版社ですよ。ゆえに、私の本を出すわけです。

自己PRも話の中身より、最後はフィーリングなんですよ。
日銀は、「動態的に日本経済を分析しろ」といわれましたよ。国Ⅰに受かっていたから、ひやかしと思われたのかもしれませんが・・・。
「動態的に、日本経済を分析する前に景気を良くしないとダメでしょう?」まあ、そう考える人が官僚になって、動態的でも静態的でも経済分析しちゃう人が日銀に行くんですけどね。ですから、これ相性もありますよ。

最後は、まあ、能力があって、普通にしゃべれれば相性ですね。相性。

同じ答えで、可とする組織も不可とする組織もあるわけです。ですから、後輩が就活した時は全企業のエントリーシートも面接の答えも変えましたよ。組織の傾向があるから。
公務員でも1種と2種で求めている人材が違いますよ。この違いを分析する力が就活力ですよ。

林雄介。