林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

林雄介と一緒に勉強しませんか?「公務員の教科書(算数・数学編)」1部3章2、9月25日。

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

公務員の数学教育の歴史。
エジプトでは、治水や測量で公務員には分数や農地の測量が公務員に教えられていました。

古代バビロニアでも数列や二次方程式が公務員に教えられていました。バビロニアでは、裁判等で相続や財産問題が出てきた時に公務員が計算して解決する必要があったのです。

中国の経済官僚も算学博士として、円周率や測量、労働者の賃金計算の教科書がありました。2千年以上前の話です。

欧州の公務員は、市民革命で貴族に替わって、行政実務を行う官僚が必要になりフランスのグランゼコールを中心に技術官僚を養成していきました。イギリスは経済学者のケインズが公務員試験を受けた経済官僚です。

一方、日本では、班田収授法や租税を整備するために、測量等が行われましたが、儒教系の官僚より低い地位に数学官僚がおかれていました。そして、貴族社会の平安時代には、日本では数学は発達しませんでした。日本で、数学が見直されたのは鎌倉時代以降、武士社会になってからです。室町時代には本格的な貨幣経済がスタートし、戦国時代になり、領国経営のために、理財力にたけた武士が重視されます。前田利家柴田勝家も武将としての能力よりも領国経営者としての行政官僚として織田信長に重視されます。信長は傭兵を使っていたので、お金を集めて敵よりはるかに多い兵力で攻めるのが基本的な戦い方でしたから、戦う能力より兵隊を集めて運営するマネージメント能力が重視されました。

江戸時代には、経済官僚の力をなくすためにお金を賎しみ士農工商の最下位に商人をおき、250年かけて、お金は汚いものという価値観を日本人に刷り込みます。これは、応仁の乱以降、武士が金儲けが上手くなり、武士がお金を手に入れて戦国時代に突入したため、武士とお金を切り離すための政策でした。

この弊害は、明治維新以降も精神論として、行政官僚が経済を軽視する原因となりました。福沢諭吉渋沢栄一が慶応や一橋を作ったのは商人の地位向上をやらないと、欧米に経済戦争で敗れると考えたからでしょう。


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