いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
公共事業は雇用創出かインフラ整備かごっちゃになっていますね。インフラ整備がメインか、雇用対策か、ハッキリさせてやらないと無駄遣いになる。
雇用対策なら穴を掘って埋めてもいいわけですからね。整理しないといけない。学者の公共政策本にまあ実務経験もないから、学会用の綺麗事になるから、書けないですよ。私の大学院時代の論文も本にしないでしょ？学者の論文なんか実務に使えないから、本にしないんです。
理屈の上で正しくても、計算通りに人間は動かないから。経済学の方程式通りに人間が動いてくれたら、こんな楽なことはありませんよ。
鉄道のビジネスモデルを書いてあるでしょ？鉄道局。鉄道は単体だと赤字になるから、デパートや不動産売買で赤字を補填しているとか。ＪＲは新幹線で在来線の赤字をカバーしているんです。
飛行機は、ついでに教えてあげると、離着陸に燃料を使うから距離はあんまり燃料代は関係ないんです。国内均一料金にできるんですよ、やろうと思えば。赤字と黒字があるから、組み合わせてカバーしているんですが。
電力会社や鉄道みたいに独占的に業務をやらせてあるのは、維持費がかかって競争させたら倒産しそうな業種。電力はカリフォルニア州が自由化に失敗して大停電になったから、１０年前に日本は電力自由化を中止したんです。
公共事業、都市整備。
東京オリンピックと東北復興で建設労働者がたりないといっていますが、私なら、首都圏の公共事業を４年間凍結します。年度会計ではなく、例えば凍結した公共事業の停止には議会の３分の２の反対がなければ覆せなくして、積み立て式で日銀に積み立てさせるか、公共事業は４年後までやれなくする。ほとんどの公共事業を凍結して、東北復興と東京オリンピックにまわして、東京オリンピック後の公共事業不況は凍結してある４年分の公共事業をやる。分散させれば建設不況は防げるのに稼げるときに稼いで、ないときはない。蟻とキリギリスですよ。蟻以下。
土建屋は公共事業が減るのが怖いから、今は東北復興や東京オリンピックにまわして他の公共事業は凍結する。凍結しても日銀積み立てにして、議会の３分の２の反対がなければ凍結公共事業はやる。建設需要なんか一番、行政が調整しやすいけど、地元の土建屋のために政治家がやっちゃうんですよね。
不況はある程度、調整すれば防げるんですが民主主義だと難しい。
民営化万能論。
赤字になるやつか、適切に運営できないものを行政がやる。例えば、図書館を民間委託すると、娯楽本が増えて学術書が減る。娯楽本は自分で買わせればいいんですよ。
自分で買えない本や専門書を揃えるのが図書館の仕事。国会図書館から専門書を電子化して送るというのは馬鹿の発想です。専門書は図書館が購入することを前提に書かれていたから、専門書が自費にシフトしている。国会図書館から専門書を配信したら、専門書が出版されなくなるんですよ。
本そのものがなくなるという発想がないわけです。
防衛省。
米軍が助けに来るかという問題。移民国家だから、中国が日本に侵攻した場合、中国人も米国にいるから日本を助けるなという運動をやられるリスクがある。米国人は、前国籍国への忠誠放棄を国籍取得条件にしていますが、移民国家ですね。
自衛権。憲法に関係なく、自国を守る権利を国家は持っています。完全な非武装は日本国憲法の立案者も想定していないでしょうね。憲法９条は侵略戦争の禁止と侵略戦争目的の武装禁止。戦力と防衛力は別物だから。
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