林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

大河ドラマ、視聴率一桁へのカウントダウン開始。朝ドラ化した花燃ゆ。吉田松陰はスルー。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

花燃ゆ?。大河ドラマなんですが、視聴率ここ20年の大河ドラマでは視聴率最下位を邁進中です。

大河ドラマは、歴史上の人物の連ドラですが、花燃ゆで、最も知名度がある吉田松陰は、ほとんど登場せず、はぶられています。

吉田松陰で、普通に大河ドラマをやった方がよかった」んじゃないのか?第2話では、佐久間象三(勝海舟と並ぶ江戸の大学者)に弟子入りしますが、佐久間象三すらでできません。

花燃ゆは、「吉田松陰外伝」としては、良くできた作品だと思いますが、吉田松陰本伝をやっていないから、大多数の視聴者が何が起こっているか?が理解できないのです。
また、吉田松陰は毛利の乱丸的な人なんですよ。ですから、吉田松陰のネームバリューで優香の縁談がきただけなので、吉田松陰の脱藩で結婚が流れたとしても、吉田松陰を責めるのはあり得ないことです。

さらに吉田松陰の脱藩は、外遊手形が待てずにフライングで出発したというかなりふざけた理由です。これ吉田松陰が殿様のお気に入りでなければ切腹もんです。

ちなみに、吉田松陰は5、6回切腹ものの罪をおかしますが、老中等が庇い助命されてしまいます。処刑された時は、安政の大獄の時に、「井伊大老に直に喧嘩を売ってマジギレさせた」のが処刑された直接の理由です。(処刑予定ではなかったが、大老をマジギレさせたのが処刑理由。安政の大獄は幕府の権威回復が目的なので、徳川ご三家や松平一族も謹慎中。吉田松陰は優秀だから、他の老中が庇っていたんだけど、松陰が大老の尋問で大老を煽りまくって庇いきれなくなった。)

花燃ゆなんですが、幕末は登場人物が誰かわからないから、視聴者がとりにくい。さらに、花燃ゆは、歴史上の出来事を省きまくっているので、「朝ドラでやれよ」的な…。
2時間の吉田松陰外伝としては面白いんですが、登場人物がマニアックすぎる。大沢たかおは、後の貴族院議員で優香(死別)、井上真央と再婚。吉田松陰の布教を明治維新以降にやって、吉田松陰の知名度を全国区にした人。ただし、久坂元瑞や高杉晋作でもネームバリューは織田信長に負けるので、吉田松陰メインで、高杉晋作桂小五郎明治維新でやらないと朝ドラでやれよになっちゃうと思うんですよね。
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