林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

自転車の安全運転講習制度に反対する理由。

そもそも、イヤホンをして自転車に乗るのはおかしい。で、大規模に広まっているのであれば、「免許制にすべきなのです。」

また、自転車に乗っている人間に対して、警察官が違反行為だと言い張ることができますが、「これ裁判できますよね。」

で、時間の無駄なので、「対抗措置として、人事院研修の警察庁参加者の名簿(趣味、行動観察記録つき)、警察庁の天下り先を今後、自転車に乗る際は、携帯し、「警察にとめられたら、ごねて」、持ち物検査をさせ、「現場の警官に天下り及び警察大学校等に関する見聞録をばらまく」ことにします。

公権力の行使は、「乱用」されるべきものではありません。

私がはじめて大学時代に免許を取得したとき、岐阜県の免許センターで警察官に「クリップつけろと怒鳴られました」からね。50代ぐらいの巡査長か巡査部長。

私の警察官の読者に聞きたい。皆さんは、大卒、あるいは高卒採用かもしれません。しかし、私の本の読者である以上、最低、警部、普通は採用区分に関わらず、警視か地方警務官以上の警視正になれますよ。

大卒、30代後半警部や警部補に質問があります。
「50代の巡査部長に理不尽なことで怒鳴られて、読者は納得するか?」
キャリアと警察庁2種を除いてですよ。大卒採用であっても巡査スタートです。しかし、皆さんは、昇進試験に通るはずです。「落ちてる人は手紙下さい。昇進試験のやり方をレクチャーしましょう」

今ね、20代で巡査、巡査部長であったとしても、私の本の読者であれば警部まではいく、大卒なら警視まではいく。いかなかったら、私の本が間違っているから、読者をやめるべきです。高卒は警部以上、大卒は警視以上にいけるように「スキルアップでも私は書いている。」もし、それができていなかったら、私が間違っているわけです。それはいいですけれども。

全国民が自転車に乗る可能性がある中でね、一部、危険運転だけが摘発される。これは、公平な法の運用とはいえないんですよ。
法律というのは、万人に公平に適用されることで、「強制的に守らせることができるのです。」

もう1つは、恣意的適用の問題。証拠の問題。
「イヤホンをつけていたことをどうやって立証するのか?」だったら、町中に監視カメラをつけて、写真をとって、引っかかった人間の全摘発をすべきです。同じ理由で鉄道の全車両に痴漢防止と痴漢冤罪防止の監視カメラを導入するように言ってるんですけどね。」

あと、定期的に不祥事を起こす地方警察が、適切な運用をできるとは思えない。警察庁は「適切な運営ができる」と本当にいえるんですか?

現場を100%信用できる警察官僚がいたら、そんな官僚、信じませんよ。
数十万人も兵隊抱えてたら、おかしなのが混じるんですよ。
組織論的に、数十万の兵隊が適切に活動するということはありえない。1%か2%おかしなのがいるんですよ。というか、地方警察で懲戒処分ありますよね?

兵隊の責任を指揮官が取れるのか?もっとも、最高責任者の国務大臣クラスが責任を取りませんから、それを官僚に求めるのは酷です。まず、政治家に責任を自覚させないといけない。政治家を選んでいるのは、国民ですからね。

結局、いつもの結論である、「政治家とは国民の知的水準の平均値である」という答えになるわけです。

はやし。