林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

肉骨粉ハンバーガー。

狂牛病の原因が肉骨粉ではないかというのは仮説でしかありません、肉骨粉をとめたときには。

あれは、乳牛に食わせるものです。肉牛には無意味。乳を無理やり絞るから、カルシウムをあげる。だから、肉用牛には無用なのです。
しかし、マスコミも国会も無責任に煽らたまま対処療法しかしなかった。脳みそを食べる文化が日本にはないから大丈夫ですが、仮に人間に感染するとしても何年、10年先のことです。トレサビリティーより新薬を作る予算にした方が合理的です。いま、もしも人間が罹患してもすぐには薬を作れないでしょう?

あと、一番、怖いのはハンバーガー。肉の寄せ集め。
塊のブロック肉は、危険性ないですよ。私たちは、狂牛病のときは外食は肉しか食べていない、皆さんが嫌った国産牛。肉骨粉は乳牛にしか使っていないから、安い加工牛以外の焼き肉など、ましてやブランド牛に使うわけがない。
日本は日清、日露と同じマスコミのレベルと思う…。

『ニッポンの農業』〔林雄介著、ぎょうせい〕、『図解雑学よくわかる政治のしくみ』〔林雄介著、ナツメ社〕のおまけ