林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

本は多読と熟読の両方が大切です。

読書は、一冊の本を繰り返し読むべきか、乱読すべきか?という質問ですが、両方大事です。

ある程度、数を読まないと本の価値なんかわかりませんよ。ですから、乱読しながら、自分が好きだなあと思った分野や著者の本は熟読したら良いのです。

いきなり難しい本は理解できないから、私もドラッカー全集とか、船井ゆきおとか変な本もたくさん読んでますよ。自分が賢くなれば、本の理解力もかわります。また、論語老子みたいな本は何回か読まないとわかりませんよ。法華経ですら、日蓮一切経典を読破するまで軽んじていたのです。

最初は、誰でも難しい本を読みたがるんですが、理解できませんよ。逆に論語陽明学朱子学を読んでから読み返すと深い本だとわかります。

短く簡単な本ほど、エッセンスしか書いていないから難しいですよ。専門書が分厚いから一番簡単。エッセンスしか書いてない古典は、簡単そうで一番難しいんですよ。

はやし。林雄介。