林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

公務員庁は選挙対策。〔たまには政治の話でも〕(=^▽^=)

林雄介です。ご愛読ありがとうございます。
o(^▽^)o

たまには、政治の話でも、最近、世捨て人してますから、あまり興味がありません。政界そのものではなく、政治家を選んでいる国民が学習するしか日本や世界を良くする方法はないと思います。

さて、規制緩和仕分けやら、暇なのか知りませんが、人事院を廃止して内閣府に公務員庁を設置するらしいです。

国家戦略局って、どうなったの?今、前国家戦略担当大臣が総理大臣をやっておられますが、「国家戦略」は?


別に、国民は規制緩和や公務員改革や事業仕分けを望んでいないと思います。
小泉純一郎は、行財政改革をやった。そして、国民の痛みが大きかった。だから、「国民の生活」が第一らしい民主党に政権をとらせた。

「安定雇用」と「安定成長」と、「将来の安心」を国民は求めていると私は思います。
o(^▽^)o

改革の為の改革を求めていないでしょう?。

公務員庁でも人事院でも大差ないし、事務次官等会議もどっちでもいいはずです。民主党の趣味の世界ですよ、単なる自己満足。名前の付け替えをする意味がわかりません。

人事院は独立行政機関ですから、完全に独立させたら憲法違反のおそれもあります。しかし、比較的、中立性の高い組織です。

内閣府に公務員庁を設置して、政府〔民主党〕と労使交渉をしたら公務員労組と民主党の癒着がうまれます。というか、公務員労組対策で独立性の高い人事院を廃止して内閣府に公務員庁を作るとしか解釈しようがないのです。

民主党自民党も悪い政党とは思いませんが、政治をしましょうよ。パフォーマンスはもういいから。



林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」(ナツメ社)、「絶対スキルアップする公務員の勉強法」、「絶対わかる法令・条例実務入門」、「ニッポンの農業」、「公務員の教科書〔算数・数学〕」(ぎょうせい)、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)