林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

なぜ、雑用力が大切か?

今日も東京は寒い薄暗い天気です。こんにちは。林雄介です。いつもご訪問ありがとうございます。o(^▽^)o

雑用力って、何かといいますとね。

整理整頓、掃除、洗濯、料理、いわゆる家事力とお茶だし、帳簿つけ、駐車場の整理係とか裏方さん。家事と裏方さんの仕事です。
これが雑用力です。
全部ができる必要はありませんが、全部できないと判断力が低い、大事なところで判断ミスをするんですよ。雑用力は、人が見ていない部分でどれくらいできるか?職場は綺麗にしていても家がごちゃごちゃなら、雑用力は低いです。裏方力ですから。


余談ですが、私に弁当の買い出しを頼むと二度と来なくなる。

雑用力もない、頭もない判断力もない方がいますよ、民主党の予算案に欠席した16人の中に。

頭が良くて雑用力がある人間が一番、的確な判断をします。頭を越えた部分の判断力ですから、頭だけでこなす仕事なら頭がいい人間が判断できます。
問題は、想定外の出来事が起こったときの対処力。これは、雑用力が高い人の判断が正しいことが多い。

最悪は、雑用できない、頭も悪い、そういう人間が社長になったり、総理大臣になったら、恐怖ですね。

叩き上げの人間は裏方力はあります。裏方からはいあがるしかないですから。じゃあ、私の読者の大多数のまあそこそこの家庭で育って、劣悪でもなく学校をでて仕事をしている皆さんは何をしたら叩き上げに勝てるのか?雑用力を磨いたら勝てます。

逆に、叩き上げで学歴がない人、理論を構築できない、視野が狭い。前にも書きましたが、専門書が読めれば大学に行く必要はありません。大学のいいところは、無理やり絶対社会に出たら役に立たない一般教養を勉強させることです。大学でキャリア教育だけしかやらないなら、職業学校です。


叩き上げ、頭でっかち、どっちも偏っているから両方の要素がいるんですね。

今日もありがとうございます。


林雄介with,you。

「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」(ナツメ社)、「絶対スキルアップする公務員の勉強法」、「絶対わかる法令・条例実務入門」、「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)