林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

退官する前に地元に予算落とした方がいいですよ。

農水省に限らず、全ての省庁でも退官したら、自治体はいきなり手のひらを返すし、在職中しか予算を落とせないから、在職中に保険で地元に予算を落としておいた方がいいですよ。

そういう、しがらみが生まれないように天下りがあったのは理解できますか?

これから、天下りできないから、政界転職者が在職中に地元とパイプを作られると怖い。

私は、地元を贔屓しなかったからパイプがない。公平・中立という公務員の仕事は天下りという生活保障がないと無理。私は早くやめたからしがらみを作らなかったけれど、長く在職したら、しがらみはできていたと思います。

しがらみができる前に青臭かったから退官したけれど、生きていくということを考えたら奇麗事ではなくて、しがらみいるよ。私は潔癖だから、しがらみが作れないけれど、他の人がしがらみを作って癒着しても仕方がないと思うし責めれない。

林雄介with,you。




「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)