林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

日韓併合について。

いつもありがとうございます。林雄介です。o(^▽^)o

ちょっと、違った観点から日韓併合について考えてみましょう。まず、風水の話から、韓国の地脈に鉄の杭か何かを日本人が打ち込んで呪いをかけたと信じている韓国人がいますがありえないことです。なぜなら、日本人と中国と韓国の風水は違うんですね。で、昔は地脈に杭を打つ人もいたでしょう。天海和尚とか、しかし、近代明治でそういう風水とかは全否定されています。ですから、韓国は地観というらしいですが、日本人が韓国で風水をやることはないと。

次に、昔、大和朝廷の頃は支配下の豪族の神様を取り上げるんですが、古事記、つまり、大和朝廷で一括管理するんです。物部氏やいんべ氏ですね。で、神仏集合、正確には神儒仏集合なんですね。ひょっとしたら、朝鮮半島に植民地があれば、大和朝廷時代に朝鮮半島の神様も移入している可能性もあります。

で、廃仏毀釈をして国家神道を作ったんですね。本来、神武天皇様以来、征服した豪族の神様を大和朝廷が一括してお祀りして、それで、征服された豪族の神様も日本を守って下さいねというのが日本のやり方だったんですね。

ですから、日韓併合したときに韓国の神様も古事記に入れて、一緒に日韓を守って下さいねというのが、日本代々のやり方だったんですね。しかし、明治維新廃仏毀釈をして、国家神道をつくって、皇祖以来、実は中心は天照大御神様ですが、八百万の神々を増やしてきた伝統が近代化で失われたわけです。神様は取り上げたらダメなんです。八百万の神々に加わっていただくかわりに日本をお守りいただくと、その代わりに韓国の神様も丁重にお祀りするのが日本のやり方だったんですね。日韓併合で、近代化で大和朝廷の伝統が失われまして、それで、韓国の神様を取り上げちゃったんですね。これは、日本的なやり方ではないんです。日韓併合の善悪は抜きに神様は取り上げたらダメなんですね。八百万の神様に加わっていただく。そして、韓国でも日本でも神様としてちゃんとお祀りするのが大和朝廷だったんですね。


林雄介with,you。

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