林雄介のブログ!(はてな)

作家の林雄介。元農林水産省のキャリア官僚。政治評論家。

売り上げではなく、利益の仕組みをトレンドから学ぶ。(=^▽^=)

いつもありがとうございます。林雄介です。(=^▽^=)

基本的に、冷静に観察しようと思ったら10年間待った方が賢明でしょうね。

例えば、ビジネスモデルでも、一見、成功してそうにみえて違うかもしれない。
何の話をしているかというと、前記事でサクラ大戦ライブの話を書きましたが、私はどうやって利益を上げるかを知りたいんですね、利益の上げ方はどんなビジネスでも転用できるから。売り上げはみない。利益をみるんです。売り上げが高くても倒産する。利益がすべてです。サクラ大戦は15年経過していますから、流行ではなく安定収益なんですよ。

例えば、モーニング娘は一般的に知られている曲が多い、しかし、AKB48はわからないですね。同じ枚数なら、モーニング娘は1人1枚だけど、AKB48は1人1枚ではないから。ただ、いま、AKB48を真似ない方がいいんですよ。どうなるかわからないから、10年経過したら、成功したビジネスモデルかどうかわかります。AKB48のやり方って、画期的ではないですよ、新興宗教はAKB48と同じ収益構造ですから。

飲食店、まあ、バードカフェとかグルーポンとか今年は出てきましたが、永続性のあるビジネスモデルかどうかは、10年経過しないとわからないですね。あとは、村上ファンドホリエモンみたいに東京地検特捜部が動いたり…。

トレンドは見ていないとダメなんですが、ビジネスモデルとして転用するのは、トレンドは危険ですね。ハッキリ言えば、関係者がみんな幸せにならない収益構造かもしれない。一時的には、儲かりますが、永続性がないんです。真似ていいビジネスモデルは永続性があるものだけ。
利益が出ていなくて、売り上げだけ高ければ続かないんですよ。和牛のオーナー、なんか倒産しましたが、利回りが高ければリスクも高い。元本保証が必要なら、普通預金か定期預金以外は手を出したらダメです。


林雄介with,you。

日本図書館協会選定図書、全国学図書館協議会選定図書、多数の林雄介の学問と知恵をスキルアップさせる健全図書。↓。
「図解雑学・よくわかる政治のしくみ」「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ」〔ナツメ社〕、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書〔算数・数学編〕」、「ニッポンの農業」〔ぎょうせい〕、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」(日本文芸社)、「この通りにすれば受験にうかる」(たちばな出版)他多数。